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【磐田】中村俊輔の決意全文。中田英、ストラカン、名波監督らとの出会いから…集大成の挑戦!

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2017年01月18日

「名波監督から言われて心に残っているのは…」

かつてのイタリア挑戦の理由については、「ヒデさん(中田英寿)からも刺激を受けて、自分に足りないものがそこにあったから」と語った。

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――静岡の印象は?

 昔からサッカー王国と言われ、ファンの方の目が肥えている印象があります。個人的には若い頃、ここ(ヤマハスタジアム)でやられた印象が強く残っています(苦笑)。サッカー専用スタジアムでファンとの距離も近く、そういったホームの利を生かし、1点取れたら3点ぐらい行けるんじゃないかという雰囲気を、ファンの方と共有し合いたいです。

 一方で、相手チームにはあのスタジアムでプレーするのは嫌だなというアウェーの雰囲気を作れるようにしたいです。監督やコーチから教えられるより、そういったプレッシャーを受けることで選手が伸びる面もありますから。
 
――改めてですが、名波監督からの“口説き文句”で心に響いた言葉を教えてください。
 
 名波監督から言われて心に残っているのは、一番は『待っている』というそのスタンス、それに俺の人間性を見ているということ、あと年齢は関係ないということ、その3つで十分でした。ただ、それですぐ決断したわけではないです。これまでいたチームで、っていうのが、やはりその気持ちがありましたから。だからジワジワ、とです。その間に、状況も変わっていきました。自分がしなければいけないことが、このクラブにはたくさんありました。
 
――これまでの移籍とは、少し意味が異なるのでは?
 
 イタリアに行く時は完全に挑戦でした。当時はセリエAが一番強く、ヒデさん(中田英寿)からも刺激を受けて、自分に足りないものがそこにあったから。セルティックに移籍した時は、チャンピオンズ・リーグに出られることと、ストラカン(当時の監督)が自分のサッカー感を好んでくれたことが大きかったです。

 それからスペイン(エスパニョール)には一度は挑戦したい、ボロボロになってもいいから肌で感じておきたいと思っていました。それから、再びマリノスに戻れた。状況も、年齢も、いろいろ異なるけれど、今回はこれまでにない選択ですね。やっぱり、今までとは違う。
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