R・マドリーの無敗記録を止めた清武の「新ライバル」。加入1週間で復活を印象付ける!

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年01月16日

清武にとっては強力なライバルに。

セビージャはリーガでもCLでも台風の目に。ヨベティッチも「チャンピオンズ・リーグで勝ち上がり、リーグではトップ3に入るために全力を尽くす」と意気込む。(C)Getty Images

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 復活の兆しはあった。セビージャで入団会見を行なった2日後のコパ・デル・レイ5回戦で、前半終了間際にいきなりピッチに立つと、53分に鮮やかなボレーを叩き込んだのだ。相手は、この日と同じR・マドリーだった。
 
 世界王者を相手にわずか9分間で結果を出し、自信が甦ったのだろう。68分から出場したこの試合でも積極的にボールに絡み、そして最後に大仕事をやってのけた。熱狂的な応援で知られるセビジスタのハートを掴んだのは間違いない。
 
「とても嬉しい。こんなにいいスタートが切れるなんて想像していなかったよ。この数日、サポートしてくれたチームメイト、監督、コーチ、そしてファンに感謝したい。みんなが温かく迎え入れてくれたんだ」
 
 試合後、そう喜びを語ったヨベティッチ。抜群のテクニックを持ち、セカンドストライカー、トップ下、ウイングなど、様々な役割がこなせるだけに、清武弘嗣にとっては、新たなライバルがまたひとり加わったことになる。それも強力なライバルだ。
 
 1試合消化が少ない首位R・マドリーとの差を1ポイントに詰めたセビージャが、このままシーズン終盤まで、優勝争いを演じる可能性は小さくない。同時に、ラウンド・オブ・16でレスターと対戦するCLでの躍進も期待される。輝きを取り戻したヨベティッチが、その切り札となるのか。清武の去就とともに、注目が集まる。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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