デウロフェウやケイタは本田に取って代わる右ウイング。
では、ミランの現状はどうなっているのか?
放出筆頭候補が、ここまでノーゴールと期待外れに終わっているルイス・アドリアーノだ。メディカルチェックが無事に終われば、スパルタク・モスクワに移籍することがほぼ確定している。
しかし、大きな問題がひとつある。年俸が500万ユーロ(約6億円)とあまりにも高額のため、今後の給料はミランとスパルタク・モスクワが折半で払う見込み。つまり、L・アドリア―ノの保有権は事実上タダで譲り渡されたも同然だ。
ミランにとってのプラス要素は、高額の給料が半分になることであって(契約は2020年まであった)、この放出がクラブに新たな補強資金をもたらすわけではない。茶番のような取引にも思えるが、これで今後はかなりの額を節約できることは確かだ。
L・アドリアーノ以外は大きな動きが今のところない。ここまで1分もプレーしていないロドリゴ・エリーとレオネル・バンジョーニも放出要員として挙がっているが、彼らがチームを出るとしてもレンタルだろう。
もちろん本田圭佑の去就も注目されている。監督は相変わらず彼に賛辞を送ることを忘れないが(年末のドーハでのイタリア・スーパーカップ前の会見でも、モンテッラは「彼はエキスパートな選手で、そのプロ精神はチームメイトすべてのお手本だ」などと言っている)、それでも彼がチーム構想の中で序列を一気に上げることはもはやありえない。それは今シーズンのプレータイム(18節を終えて95分間)が十分に証明している。
おまけにミランは、ジェラール・デウロフェウをエバートンから獲得しようとしている。バルセロナ出身でスペイン代表歴もある22歳のポジションは、そう右サイドアタッカーだ。ミランが申し出ているのは買い取りオプション付きのレンタルで、エバートンはいま思案中だという。
また、同じウイングではケイタ・バルデ・ディアオ(ラツィオ)、アレハンドロ・ゴメス(アタランタ)にも興味を示している。
しかし、これらの獲得交渉が上手くいこうがいくまいが、とにかくウイング補強に動いている時点で、モンテッラが本田をスソの代役としてカウントしていないことがよく分かる。
すなわち、本田がこのままミランに残っても後半戦の立場は前半戦とまったく変わらない。ずっとベンチに座り続けるか、試合の最後に数分間だけ起用されるかのどちらかだ。
放出筆頭候補が、ここまでノーゴールと期待外れに終わっているルイス・アドリアーノだ。メディカルチェックが無事に終われば、スパルタク・モスクワに移籍することがほぼ確定している。
しかし、大きな問題がひとつある。年俸が500万ユーロ(約6億円)とあまりにも高額のため、今後の給料はミランとスパルタク・モスクワが折半で払う見込み。つまり、L・アドリア―ノの保有権は事実上タダで譲り渡されたも同然だ。
ミランにとってのプラス要素は、高額の給料が半分になることであって(契約は2020年まであった)、この放出がクラブに新たな補強資金をもたらすわけではない。茶番のような取引にも思えるが、これで今後はかなりの額を節約できることは確かだ。
L・アドリアーノ以外は大きな動きが今のところない。ここまで1分もプレーしていないロドリゴ・エリーとレオネル・バンジョーニも放出要員として挙がっているが、彼らがチームを出るとしてもレンタルだろう。
もちろん本田圭佑の去就も注目されている。監督は相変わらず彼に賛辞を送ることを忘れないが(年末のドーハでのイタリア・スーパーカップ前の会見でも、モンテッラは「彼はエキスパートな選手で、そのプロ精神はチームメイトすべてのお手本だ」などと言っている)、それでも彼がチーム構想の中で序列を一気に上げることはもはやありえない。それは今シーズンのプレータイム(18節を終えて95分間)が十分に証明している。
おまけにミランは、ジェラール・デウロフェウをエバートンから獲得しようとしている。バルセロナ出身でスペイン代表歴もある22歳のポジションは、そう右サイドアタッカーだ。ミランが申し出ているのは買い取りオプション付きのレンタルで、エバートンはいま思案中だという。
また、同じウイングではケイタ・バルデ・ディアオ(ラツィオ)、アレハンドロ・ゴメス(アタランタ)にも興味を示している。
しかし、これらの獲得交渉が上手くいこうがいくまいが、とにかくウイング補強に動いている時点で、モンテッラが本田をスソの代役としてカウントしていないことがよく分かる。
すなわち、本田がこのままミランに残っても後半戦の立場は前半戦とまったく変わらない。ずっとベンチに座り続けるか、試合の最後に数分間だけ起用されるかのどちらかだ。