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【ブンデス日本人の現地評】宇佐美は初スタメンも後味の悪く…、キャプテン酒井も初めて低評価 etc.

カテゴリ:海外日本人

山口裕平

2016年12月20日

日本人が軒並み低調のなかで、ひとり気を吐いた2部の山田。

ここ最近は調子が下り坂となっている原口。ウインターブレーク前の最後の一戦、そして年明けのリーグ再開後に再び相手に脅威を与えることができるか。 (C) Getty Images

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 ブレーメンと1-1で引き分けたケルンの大迫への評価も、難しかったようだ。

『キッカー』はチーム最高タイの2.5点を与えたが、『ビルト』は4点を付け、地元紙『エクスプレス』も「カウンターから2点目を狙うことができた。多くのことをしたが、幾つかは正しくなかった」と記し、採点は4点だった。
 
 ヘルタ・ベルリンはRBライツィヒに0-2の敗戦を喫したが、出番なしの前節から先発に復帰した原口には辛口の評価が下った。
 
『ビルト』、『キッカー』はともに5点を付け、地元紙『ベルリナー・ツァイトゥング』にも厳しい論評が並んだ。
 
「54分のチャンスになりえたシーンで彼は逃げ出した。シーバーがパスをした時、彼はすでに走り出し、そこにいなかった。残念ながら、16分にエリア近くでのFK獲得に繋がったイビシェビッチへのフリックを除いては、次の試合で役に立てられるようなこともあまりなかった」
 
 キャプテン就任後、初の黒星(マインツに1-3)を喫したハンブルクの酒井にも、厳しい評価が下された。
 
『ビルト』、『キッカー』ともに採点は4点で、地元紙『ハンブルガー・アーベンドブラット』は「いつも頼りになるこの日本人は素晴らしい午後を過ごした」と、皮肉たっぷりに記している。
 
 依然としてチームが苦しい状況にあることに変わりはないが、ひとつの敗戦でこれだけ厳しい追及を受けるあたりに、名門クラブのキャプテンを務めることの厳しさが窺える。
 
 このように、日本人選手には厳しい評価が下された先週末だったが、2部リーグでは首位ブランシュバイクにスコアレスで引き分けたカールスルーエの山田が、『キッカー』のマン・オブ・ザ・マッチ、ベストイレブンに選出されるなど、ひとり気を吐いた。
 
文:山口 裕平
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