【プレミアリーグEAST】頂上決戦を制した青森山田が初優勝!! FC東京U-18は3冠ならず

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2016年12月11日

85分、ついに均衡が破れる。運命のPKを決めたのは──

極度の緊迫感に包まれるなか、冷静にPKを蹴り込む高橋(手前)。チームの歴史を塗り替えたメモリアル弾だ。写真:安藤隆人

画像を見る

 一進一退の攻防戦が繰り広げられ、ゲームのテンションが高まるなか、ついに均衡が破れる。青森山田は81分に鳴海に代えてFW佐々木快(3年)を投入。この采配が見事的中。85分、その佐々木快の果敢な仕掛けが相手のファウルを誘い、貴重なPKを獲得したのだ。キッカーは攻撃の中軸、MF高橋壱晟(3年)。冷静に決めて、青森山田が先制した。

 逆転するしかなくなったFC東京はFW久保建英(中学3年)を投入するなど、攻勢を強めるが、青森山田の堅守を切り崩せず、試合はこのままタイムアップ。

 1-0で勝利を収めた青森山田が、2013年の流経大柏以来、高体連所属では2チーム目となるプレミアリーグEAST優勝を飾った。12月17日、プレミアリーグWESTの覇者・サンフレッチェ広島ユースとのチャンピオンシップで、日本一の座を争う。


取材・写真・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
 
【関連記事】
プレミアEAST初制覇の青森山田。“勝負弱かった”タレント集団はいかにして栄冠を掴んだのか
【高校サッカー勢力図】選手権出場プレーヤー・出身都道府県ランキングを発表!! あなたの出身地は何位?
【選手権出場校】青森・青森山田|番狂わせは起こさせない!! 20連覇達成の名門はなぜ県予選で負けないのか
京都サンガ内定の高校ナンバーワンFW岩崎悠人がU-19選手権で気付いた重要なこととは?
【Jユースカップ決勝】FC東京U-18が大逆転で3度目の優勝!! 久保が決勝アシスト!!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2026年1月1日号
    12月18日(木)発売
    [特集]
    2026北中米ワールドカップ
    選手名鑑&出場国ガイド
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ