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【CS準決勝|採点&寸評】川崎×鹿島|決勝点の金崎は好評価も、MOMは中盤の攻防で競り勝った小笠原。川崎は大久保が沈黙…

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年11月23日

川崎――大久保は最後までゴールが遠かった。

ベンチスタートとなった中村は、長谷川の負傷を受けて20分にピッチへ。しかし、チャンスを決め切ることはできなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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FW
16 長谷川竜也 5.5(21分OUT)
積極的なチェイシングで相手にプレッシャーをかける。しかし、21分に裏に出たボールに追いつこうとした瞬間、足を痛めて無念の負傷交代。晴れの舞台でピッチに立てたのは予想外の短さだった。
 
13 大久保嘉人 5
序盤はシャドーの一角、長谷川負傷後は1トップに入る。開始2分にはボレーで狙い、22分には強烈なミドルを見舞ったが、この日もゴールは遠かった。ラストチャンスでもあと一歩、ボールに届かなかった。
 
交代出場
MF
14 中村憲剛 6(21分IN)
足の状態が万全でないなか、長谷川の負傷を受けてプランよりも早くピッチ。パスがずれるなどらしくないプレーもあったが、59分にはペナルティエリア内でDFひとりを華麗にかわして、右足で惜しいシュートを放つ。ゴールが遠いチームを活性化させた。
 
DF
2 登里亨平 6(67分IN)
左サイドで幾度も裏を狙い、起点となる。71分にはキレキレのドリブルでDFを次々と抜き去りチャンスを演出。残念だったのはラストパスの精度を欠いた点だ。
 
FW
9 森本貴幸 -(77分IN)
16節の鹿島戦、先日の天皇杯の浦和戦ではチームを敗戦から救うゴールを決めた男は、なかなか好機に絡めず。シュート0本で終了のホイッスルを聞いた。
 
監督
風間八宏 5.5
怪我人が続出するなか、三好、板倉、長谷川ら若手を抜擢。長谷川が早々に負傷すると、中村を即座にピッチに送り、試合の主導権を握ろうと試みた。しかし、最後までゴールをこじ開ける道筋を提示できなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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