過去最高成績の全国ベスト8を超えられるか

この日もDF佐藤瑶太(3番)を軸に堅守を誇示。東京B予選を無失点で切り抜けた。写真:安藤隆人

帝京の1年生FWランドリックを封じにかかるMF西田(7番)。終了間際に殊勲弾を挙げた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)
そして迎えた帝京との東京予選・Bブロック決勝。佐藤瑶太(3年)と斎藤我空(1年)のCBコンビとGK鈴木怜(3年)が軸となった堅い守備を後ろ盾に、中央に矢崎一輝(3年)、右に栗原信一郎(3年)、左に長井虎之介(3年)が位置する3シャドーの機動力を最大限に活かし、攻撃でペースを握った。
開始早々の7分に矢崎のドリブル突破からPKを獲得すると、これを右サイドバックの高橋勇夢(3年)が冷静に決めて先制。帝京のシュートをわずか1本に抑え込み、攻守ががっちりと噛み合って、前半を折り返した。
後半は帝京の猛攻を晒されながらもゴールを許すことはなく、逆に後半アディショナルタイムにカウンターから交代出場のMF米田泰盛(3年)のラストパスを、MF西田直也(2年)が決めて、勝利を決定付けた。
「ようやく今日の前半で、このチームのベストメンバーを組むことができた」と大野監督。選手層に厚みを持たせて調子を上げてきたチームが、大事な予選決勝で今年一番の姿を見せることができた。2年連続出場となる選手権では、この1年でプレッシャーと戦いながら培ってきた総合力を披露する、格好の舞台となる。
「昨年の経験で、全国でやれないことはないということが分かった。今大会は埼玉スタジアム(準決勝以上)に行きたい」(大野監督)
過去最高成績である全国ベスト8を超えるべく、引き続きチーム全体でプレッシャーと戦いながら、さらなるランクアップを図る。
取材・文:安藤隆人
開始早々の7分に矢崎のドリブル突破からPKを獲得すると、これを右サイドバックの高橋勇夢(3年)が冷静に決めて先制。帝京のシュートをわずか1本に抑え込み、攻守ががっちりと噛み合って、前半を折り返した。
後半は帝京の猛攻を晒されながらもゴールを許すことはなく、逆に後半アディショナルタイムにカウンターから交代出場のMF米田泰盛(3年)のラストパスを、MF西田直也(2年)が決めて、勝利を決定付けた。
「ようやく今日の前半で、このチームのベストメンバーを組むことができた」と大野監督。選手層に厚みを持たせて調子を上げてきたチームが、大事な予選決勝で今年一番の姿を見せることができた。2年連続出場となる選手権では、この1年でプレッシャーと戦いながら培ってきた総合力を披露する、格好の舞台となる。
「昨年の経験で、全国でやれないことはないということが分かった。今大会は埼玉スタジアム(準決勝以上)に行きたい」(大野監督)
過去最高成績である全国ベスト8を超えるべく、引き続きチーム全体でプレッシャーと戦いながら、さらなるランクアップを図る。
取材・文:安藤隆人