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【日本代表】短所を嘆くばかりの監督に率いられた代表は、何が武器なのかも分からないチームになった

カテゴリ:日本代表

浅田真樹

2016年11月07日

ヨーロッパのスタンダードに照らせば、Jリーグに足りないものがあることはよく分かるが…。

 これまで、日本代表だけでなくJクラブも含めると、日本には数多くの外国人監督がやってきた。そのなかで成功した(実績を残した)監督に共通するのは、「日本人の長所を理解していた」ということではないかと思う。
 
 つまり、我々が持っている「日本人はフィジカルが弱い」といったコンプレックスを、「いや、日本人はフィジカルが弱いと言うが、あんなにスピードや俊敏性があるじゃないか」と言って取り除いてくれるような人たちだった。
 
 ところがハリルホジッチは、日本人選手はあれがないからダメ、これがないからダメと嘆くばかり。Jリーグ軽視の監督に率いられた日本代表は、強い弱いを見定める以前に、いったい何が武器なのかも分からないチームになってしまった。
 
 ヨーロッパのスタンダードに照らせば、Jリーグに足りないものがあることはよく分かる。足りない部分は伸ばしたほうがいいに決まっている。
 
 だが、その一方で、日本人にしかできないことも絶対にある。日本人の身体的、精神的特性が急には変わらない以上、それを生かして戦うほうが、ずっと建設的だし、前向きだ。
 
 その是非はともかく、選手たちが「自分たちのサッカー」と呼べるものがあったころが懐かしい。
 
文:浅田真樹(スポーツライター)
 
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