【U-19代表】世界大会への貴重な財産に――。苦闘の裏に見えた〝サウジと戦えた意義″

カテゴリ:日本代表

橋本啓(サッカーダイジェスト)

2016年11月01日

「個のクオリティを高めながら、チームとしてもワンランクアップしていきたい」(内山監督)

内山監督もサウジとの実力の差を痛感。来年のU-20W杯に向け、収穫と課題を得た最終予選となった。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 神谷優太(湘南)の負傷離脱により最終的に22名で戦った日本の道のりは順当そうに見えて、実は厚い壁を乗り越えた末の快挙だったというべきかもしれない。ただ、準決勝までの5試合で‶真の強者″と言うべき相手が見当たらなかったのも確かなだけに、このサウジアラビア戦での経験は良い財産になったに違いない。
 
 内山監督は、選手たちがこの1試合で課題を感じ取ったことを「経験してくれたのはありがたい」と言いつつ、気を引き締めるかのようにこう続けた。
 
「(サウジアラビアは)個の能力が高かった。同じくらいの能力の相手だと、一回ではボールを奪えないので、連続してやらないといけない。そのあたりがまだまだ。世界に行くとそういう選手はたくさんいるので、そういった部分の個のクオリティを高めながら、チームとしてもワンランクアップしていきたい」
 
 アジア最終予選を通じて得た経験を基に、内山ジャパンはさらなる進化への道へと突き進む。
 
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 

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