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【U-19代表】エースの矜持を持ってA代表まで――。小川航基が最後のキックに込めた思いと未来への決意

カテゴリ:日本代表

安藤隆人

2016年10月31日

「ずっとエースで、中心選手でいられるようにやりたい。だからこそ結果を」

決勝戦で2トップを組んだ岩崎との試合後のツーショット。来年の本大会に向けて、競争は再び激化するはずだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 かくしてU-20ワールドカップという「本物の世界」をターゲットにした、このチームの活動は来年の5月まで継続されることとなった。小川にとって、この内山ジャパンの存在は自身の成長と切っても切れない重要なものだけに、出場権獲得に彼は素直に喜びを見せる。
 
「僕にとってこの代表はものすごく重要で、ものすごく大事なもの。僕はほぼ1年間、磐田で試合に出ていなかったのに、こっちで活動をさせてもらったからこそ、コンディションを落とすことはなかったですし、本当に感謝してもしきれないくらい呼んでもらっていたので、恩を返したかった。もちろんこの先もU-20ワールドカップなど、ずっとずっとエースで、中心の選手でいられるようにやりたいと思う。だからこそ、これからも結果を出し続けないといけない」
 
 小川航基は『内山ジャパン限定のエース』では終わらない。これから先U-20ワールドカップ、ジュビロ磐田、そして東京五輪、さらにA代表のエースの座に移行して行く自分を思い描いて――。
 
 バーレーンの地で手に入れた歓喜は、彼にとって新たなる挑戦の号砲でもある。その号砲と共にスタートを切った小川は、『エースの矜持』を原動力に、まっすぐに前を見つめて走り続ける。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)

【写真】 悲願の初優勝! 歓喜に湧く選手たち
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