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【内田篤人の告白】希望と絶望の狭間で<パート4>。「復帰できないと思っている人たちには…」

カテゴリ:海外日本人

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2016年10月21日

「ここから、サッカー人生を取り戻します」

「“アンチ内田”がいてくれたほうが、やり甲斐がある」。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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──内田選手の復活を楽しみにしています。
 
「復活、したいです。光は少し見えてきましたから、あともう少し待ってほしい」
 
──来季に向けての抱負をお願いします。
 
「サッカーをちゃんとやって、『内田ってやっぱり凄い』というところを見せたい。復帰できないと思っている人たちには『内田のこと、なめてたわ』って言わせたいです。“アンチ内田”がいてくれたほうが、やり甲斐がある。
 
 応援してもらえる以上に叩かれたほうが活力になりますからね、僕の場合は。27~28歳という年齢の時に怪我で1年以上もプレーできなければ、『お前、終わりだな』と普通なら思われるけど、そういうのを覆したい」
 
──強い、ですね。
 
「ワールドカップとチャンピオンズ・リーグで無理をしたぶん、身体に大きな負荷がかかるのは十分に分かっていた。自ら怪我をしに行ったようなものですよ。でも、後悔はありません。ここから、サッカー人生を取り戻します。誰かのためではなく、自分のために」
 
(完)
―――――――――――◆―――――――――◆――――――――――――
 
プロフィール
うちだ・あつと/1988年3月27日生まれ、静岡県出身。176㌢・62㌔。函南SSS-函南中-清水東高-鹿島-シャルケ(GER)。ブンデスリーガ1部通算104試合・1得点。J1通算124試合・3得点。日本代表通算72試合・2得点。10・14年ワールドカップ出場。08・09年Jリーグベストイレブン。06年のデビュー以来、あらゆる指揮官に重用される右SB。鹿島でリーグ3連覇を経験し、10年夏からシャルケへ。15年6月に右膝の膝蓋腱を手術して戦線離脱中だが、チャンピオンズ・リーグの出場数はここまで日本人最多。早期の復帰が待たれる。
 
取材:白鳥和洋・広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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