「清武は弟みたいな存在なので、成功してもらいたい」
──欧州組と国内組で(縦への速さへの)認識の差はありますか?
「ありますけど、ほんの少しだけです。海外に行って、1回体感したらできるわけで。その差が深刻な問題とは思わない」
──山口(蛍)選手も半年という短い期間でしたが、ドイツにいました。そこでの経験は財産になりますか?
「一歩を踏み出すだけでも凄いじゃないですか。セレッソで積み上げたものを一旦捨てて、海外に行く勇気は素晴らしいですよ。僕は昔、ヨーロッパのクラブでプレーする気もなかったし、アントラーズがめちゃくちゃ好きだったからよく分かる。日本に戻ることは決して恥ずべき行為ではないと思いますよ」
──「欧州移籍=成功」というわけではないですよね。そのクラブに合うかどうかが重要です。
「そうそう。ドイツとスペインのどちらが合うのかとか、クラブの状況もある。ヨーロッパに長くいるから成功というわけではないですからね。運も大事ですよ」
──清武選手がドイツからスペインに活躍の場を移しましたね。
「スペインって、ちょっと難しいイメージがある。日本人は巧いと言われるけど、スペイン人のほうがその100倍巧いですから」
――中村俊輔選手もそう言っていました。普通のボール回しで、全員がめちゃめちゃ巧いって。
「下手な選手はいないですよ。巧さの基準が違います、スペインは」
──この前、乾(貴士)選手も「『誰や?』っていう選手がめちゃくちゃ巧い」と言っていました。
「そうでしょうね。スペインのクラブとの試合が一番疲れます。(アスレティック・)ビルバオやバレンシアとの試合は、本当に疲れた。1対1の局面で振られるし、ボールもねちねち持たれて……。ワンタッチ、ツータッチでバンバン攻め込まれたりもして、ウザかった。足にくるし、精神的にも参るから、相手としては嫌です」
──バルサ、マドリードの両チームばかりがクローズアップされますが、セビージャやバレンシアなども文字通りの強豪です。
「嫌です、スペインのチームは。身体が大きくなくても強くて巧い。ズルいな、って」
──世界最高峰とも言われるリーガ・エスパニョーラで、清武選手は成功できるでしょうか?
「清武は弟みたいな存在なので、成功してもらいたい」
「ありますけど、ほんの少しだけです。海外に行って、1回体感したらできるわけで。その差が深刻な問題とは思わない」
──山口(蛍)選手も半年という短い期間でしたが、ドイツにいました。そこでの経験は財産になりますか?
「一歩を踏み出すだけでも凄いじゃないですか。セレッソで積み上げたものを一旦捨てて、海外に行く勇気は素晴らしいですよ。僕は昔、ヨーロッパのクラブでプレーする気もなかったし、アントラーズがめちゃくちゃ好きだったからよく分かる。日本に戻ることは決して恥ずべき行為ではないと思いますよ」
──「欧州移籍=成功」というわけではないですよね。そのクラブに合うかどうかが重要です。
「そうそう。ドイツとスペインのどちらが合うのかとか、クラブの状況もある。ヨーロッパに長くいるから成功というわけではないですからね。運も大事ですよ」
──清武選手がドイツからスペインに活躍の場を移しましたね。
「スペインって、ちょっと難しいイメージがある。日本人は巧いと言われるけど、スペイン人のほうがその100倍巧いですから」
――中村俊輔選手もそう言っていました。普通のボール回しで、全員がめちゃめちゃ巧いって。
「下手な選手はいないですよ。巧さの基準が違います、スペインは」
──この前、乾(貴士)選手も「『誰や?』っていう選手がめちゃくちゃ巧い」と言っていました。
「そうでしょうね。スペインのクラブとの試合が一番疲れます。(アスレティック・)ビルバオやバレンシアとの試合は、本当に疲れた。1対1の局面で振られるし、ボールもねちねち持たれて……。ワンタッチ、ツータッチでバンバン攻め込まれたりもして、ウザかった。足にくるし、精神的にも参るから、相手としては嫌です」
──バルサ、マドリードの両チームばかりがクローズアップされますが、セビージャやバレンシアなども文字通りの強豪です。
「嫌です、スペインのチームは。身体が大きくなくても強くて巧い。ズルいな、って」
──世界最高峰とも言われるリーガ・エスパニョーラで、清武選手は成功できるでしょうか?
「清武は弟みたいな存在なので、成功してもらいたい」