【浦和】“ミシャの申し子”宇賀神がゴールパフォーマンスに込めた想い

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年10月03日

「自分たちは年間チャンピオンしか見ていない。勝負強さを見せるのはここから」。

G大阪戦の勝利はあくまで“通過点”。「自分たちは年間チャンピオンしか見ていない」と力強く語る。 (C)SOCCER DIGEST

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 浦和、そして宇賀神は近年G大阪に苦汁を味わせられてきた。特に2年前の2014年シーズン、勝てば優勝が決まる直接対決(11月の32節)で決定機を外して敗れ、その後チームは優勝を逃している。「敗戦は自分のせい」と責任を感じていた宇賀神にとって、G大阪戦は「34分の1の試合ではなかった」。それだけに、「(宿敵を)しっかり叩きのめすんだ」というペトロヴィッチ監督からの檄を実行に移せたことも、彼の心に広がっていた霧を晴れさせる要因となったに違いない。
 
 もっとも、G大阪戦の勝利はあくまで目標への“通過点”に過ぎない。「自分たちはまだ何も手にしていない」と話すように、宇賀神が見据えるのはあくまで優勝だ。
 
「自分たちは年間チャンピオンしか見ていない。勝負強さを見せるのはここからだし、目の前の試合を勝って行けば、自ずとゴールは近づくと思います」
 
 心技体ともに充実した「背番号3」の活躍が、悲願の優勝の鍵を握ることになりそうだ。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

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