【J1採点&寸評】鳥栖×仙台|R・ロペスが驚愕のハットトリック。仙台をJ1残留に導く

カテゴリ:Jリーグ

古田土恵介(サッカーダイジェスト)

2016年10月02日

鳥栖――帰還したエースはさすがの働きを披露。

24 鎌田大地 5.5(72分OUT)
厳しいマークを受けるなかで決定機を演出できずに評価を下げたものの、キラリと光るものは感じさせた。基本的な技術はもとより、プレービジョンとスペースにボールを運ぶ能力の高さはさすがだ。
 
FW
18 富山貴光 5.5(53分OUT)
トップの豊田とトップ下の鎌田の間のスペースをカバー。ボールを収めてサイドに展開しようとした。しかし、後半開始早々に交代した事実をもっても、その役目を十分に果たしたとは言えなかったのではないか。
 
11 豊田陽平 6.5
前半こそ地上戦でも得意の空中戦でも自由にさせてもらなかった。徐々にプレーインテンシティを取り戻すと、63分に芸術的なヘディングでゴール。コンディションは完ぺきではないが、仙台CBにとって脅威だった。
 
交代出場
9 ムスタファ・エル・カビル 6(53分IN)
身体の強さと果敢さで、仙台ディフェンスを脅かす。FWとしてゴールという目に見える結果は残せなかったものの、それ以外での働きは十分に及第点に値する。豊田との2トップは怖さがあった。
 
40 石川啓人 5.5(72分IN)
フレッシュさでチームに活力を与える。「最初はプレースピードに戸惑った」ものの、すぐに順応するとゴールを狙う姿勢も。ただ、「シュートは決めなければいけなかった」と初のJ1リーグ出場には悔いが残ったようだ。
 
22 池田 圭 -(89分IN)
同点、あわよくば逆転を狙って89分から最後の交代カードとしてピッチに立つ。ただ、あまりにもプレータイムが短く、ボールタッチは数えるほど。普段の練習からアピールして、出場を増やしたいが……。
 
監督
マッシモ・フィッカデンティ 5.5
ボールを握りながらもリードを許す焦れた展開を打破するためにM・エル・カビルの投入で前線の基準点を増やすと、石川をピッチに送り込んで勢いを生む。敗戦は重く受け止めるべきだが、チームの良さは示した。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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