福岡――最も求められている「戦う」という部分。
アビスパ福岡
2ndステージ(13節終了時):17位 勝点8 2勝2分9敗 13得点・26失点
年間順位(30試合終了時):18位 勝点19 4勝7分19敗 24得点・51失点
【最新チーム事情】
●神戸戦に敗れたことで残留は極めて厳しい状況にあるが、「状況はハッキリしている。勝つしかない」(井原監督)と、その1点に集中したトレーニングが続いている。
●コンディションが心配されたダニルソンも状態に問題はなし。名古屋戦での先発復帰が濃厚。福岡にとっては頼りがいある選手が戻ってくる。
●クラブが募集している「選手たちへの応援メッセージ」が続々到着。選手たちは、その一言、一言を力にして、最後まで全力を尽くす姿勢を見せている。
【担当記者の視点】
前節の神戸戦に敗れたことで、名古屋戦に敗れれば降格が決定する可能性もある福岡だが、最後まで戦い抜くという気持ちに変わりはない。「残り4戦、我々は勝つしかない」と井原監督も勝負にこだわって戦うことを改めて強調している。
名古屋戦の最大のポイントは、やはりシモビッチをいかに抑えるか。クロスボールが多いチームだけに、トレーニングではハイボールへの対応に時間が割かれたが、ハイボールを上げさせない、あるいは自由に前線でやらせないということも重要になる。
だが、最も求められているのは「戦う」という部分。客観的に見れば、個々の能力の差を認めざるを得ない状況では、1対1で戦うこと、走力・切り替えの早さで上回ることが勝利への最低条件。ここまでを振り返れば、「戦う」という面で後手に回り、敗れる試合が多かった。また、狙い通りに試合を進めているのに、一瞬の隙を突かれて失点し、敗北を喫してきた。
名古屋戦を含めた残り4試合は、内容よりも勝利が最優先の試合になるが、同じことを繰り返したままシーズンを終わるわけにはいかない。チームの力はもちろん、選手個々の質も問われる4試合になる。
2ndステージ(13節終了時):17位 勝点8 2勝2分9敗 13得点・26失点
年間順位(30試合終了時):18位 勝点19 4勝7分19敗 24得点・51失点
【最新チーム事情】
●神戸戦に敗れたことで残留は極めて厳しい状況にあるが、「状況はハッキリしている。勝つしかない」(井原監督)と、その1点に集中したトレーニングが続いている。
●コンディションが心配されたダニルソンも状態に問題はなし。名古屋戦での先発復帰が濃厚。福岡にとっては頼りがいある選手が戻ってくる。
●クラブが募集している「選手たちへの応援メッセージ」が続々到着。選手たちは、その一言、一言を力にして、最後まで全力を尽くす姿勢を見せている。
【担当記者の視点】
前節の神戸戦に敗れたことで、名古屋戦に敗れれば降格が決定する可能性もある福岡だが、最後まで戦い抜くという気持ちに変わりはない。「残り4戦、我々は勝つしかない」と井原監督も勝負にこだわって戦うことを改めて強調している。
名古屋戦の最大のポイントは、やはりシモビッチをいかに抑えるか。クロスボールが多いチームだけに、トレーニングではハイボールへの対応に時間が割かれたが、ハイボールを上げさせない、あるいは自由に前線でやらせないということも重要になる。
だが、最も求められているのは「戦う」という部分。客観的に見れば、個々の能力の差を認めざるを得ない状況では、1対1で戦うこと、走力・切り替えの早さで上回ることが勝利への最低条件。ここまでを振り返れば、「戦う」という面で後手に回り、敗れる試合が多かった。また、狙い通りに試合を進めているのに、一瞬の隙を突かれて失点し、敗北を喫してきた。
名古屋戦を含めた残り4試合は、内容よりも勝利が最優先の試合になるが、同じことを繰り返したままシーズンを終わるわけにはいかない。チームの力はもちろん、選手個々の質も問われる4試合になる。

9月21日発売号のサッカーダイジェストの特集は「日本はワールドカップに辿り着けるのか」。ハリルジャパンの危機説を、「本当に日本は弱くなかったのか?」など“10の論点”から検証します。ルーツ探訪では小林祐希選手が登場。