神戸、広島、鹿島、G大阪。残り4試合でどんな戦いを見せてくれるか。
3-4-3から4-2-3-1へ。こうしたシステムや戦術の変更に対して、フロンターレの選手たちの順応力の高さも「さすが」という感じだった。
19歳の三好の追加点も見事。ループシュートも上手かったけど、自分が打ちやすいようにボールを置いたあのファーストタッチがすべてだったのではないかな。失点につながるパスミスは大きな反省材料だけど、それも含め、本人にとっては良い経験になったと思う。
それにしても、「サッカーは2点差が一番怖い」とはよく言われることだけど、まさにそれを痛感するゲームでもあった。
まだフロンターレが2-0のリードを保っていたロスタイムに、憲剛がポストを叩く決定的なシュートを放った。決まっていれば、そこでおそらく試合は決まっていたはず。でも、そうはならなかったし、一見するとセーフティに思える「2点リード」も、わずか数分間であっさりとリセットされる。
最終的にはフロンターレが勝ち越して、エンタテイメント性に満ちた「神奈川ダービー」は、サッカーの怖さを思い知る一戦でもあった。
年間順位の首位を守り、第2ステージの優勝もまだ狙えるフロンターレには、残り4試合も相当に厳しい戦いが待ち受けている。次節は上り調子の神戸で、以後は難敵の広島、第1ステージ覇者の鹿島、そして最終節はガンバだ。
ここでフロンターレがどんな戦いを見せてくれるのか。チャンピオンシップも見据えるなか、悲願のリーグ制覇に向けて、さらに逞しさを身につけていくことを期待したい。
19歳の三好の追加点も見事。ループシュートも上手かったけど、自分が打ちやすいようにボールを置いたあのファーストタッチがすべてだったのではないかな。失点につながるパスミスは大きな反省材料だけど、それも含め、本人にとっては良い経験になったと思う。
それにしても、「サッカーは2点差が一番怖い」とはよく言われることだけど、まさにそれを痛感するゲームでもあった。
まだフロンターレが2-0のリードを保っていたロスタイムに、憲剛がポストを叩く決定的なシュートを放った。決まっていれば、そこでおそらく試合は決まっていたはず。でも、そうはならなかったし、一見するとセーフティに思える「2点リード」も、わずか数分間であっさりとリセットされる。
最終的にはフロンターレが勝ち越して、エンタテイメント性に満ちた「神奈川ダービー」は、サッカーの怖さを思い知る一戦でもあった。
年間順位の首位を守り、第2ステージの優勝もまだ狙えるフロンターレには、残り4試合も相当に厳しい戦いが待ち受けている。次節は上り調子の神戸で、以後は難敵の広島、第1ステージ覇者の鹿島、そして最終節はガンバだ。
ここでフロンターレがどんな戦いを見せてくれるのか。チャンピオンシップも見据えるなか、悲願のリーグ制覇に向けて、さらに逞しさを身につけていくことを期待したい。

9月21日発売号のサッカーダイジェストの特集は「日本はワールドカップに辿り着けるのか」。ハリルジャパンの危機説を、「本当に日本は弱くなかったのか?」など“10の論点”から検証します。ルーツ探訪では小林祐希選手が登場。