充実の“デュエル”。この90分を経て、関根はまた一回り大きく成長したように見えた。
関根はいつにもまして、充実した表情を浮かべていた。
「『オマエはこの選手には勝てないだろう』と思われているぐらいのほうが、やりがいを感じます。逆に『抜けて当たり前』と言われると、ボールを取られた時のショックがデカいですから(苦笑)」
緊張感みなぎる上位決戦。絶好調だった吉田との駆け引きから、数多くの収穫を見出していた。そして一点だけ、課題を挙げていた。
「あとはゴールを決めること(※今季リーグ通算2ゴール)。そこだけです」
また、2ゴールに絡んだ武藤は次のように、関根のプレーについて語っていた。
「森脇さん、関根、僕の右サイドの3人で、ポジションチェンジを繰り返しながら崩していこうと狙っていた。関根がボールを持ち運べるところを生かしながら、上手く右サイドから攻略できました」
21歳という若さの浦和の韋駄天アタッカー関根が、評価を高めていた鳥栖のスキンヘッドSBとの“デュエル”に勝って2ゴールを演出。この90分を経て、関根はまた一回り大きく成長したように見えた。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
「『オマエはこの選手には勝てないだろう』と思われているぐらいのほうが、やりがいを感じます。逆に『抜けて当たり前』と言われると、ボールを取られた時のショックがデカいですから(苦笑)」
緊張感みなぎる上位決戦。絶好調だった吉田との駆け引きから、数多くの収穫を見出していた。そして一点だけ、課題を挙げていた。
「あとはゴールを決めること(※今季リーグ通算2ゴール)。そこだけです」
また、2ゴールに絡んだ武藤は次のように、関根のプレーについて語っていた。
「森脇さん、関根、僕の右サイドの3人で、ポジションチェンジを繰り返しながら崩していこうと狙っていた。関根がボールを持ち運べるところを生かしながら、上手く右サイドから攻略できました」
21歳という若さの浦和の韋駄天アタッカー関根が、評価を高めていた鳥栖のスキンヘッドSBとの“デュエル”に勝って2ゴールを演出。この90分を経て、関根はまた一回り大きく成長したように見えた。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)