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中澤も感嘆する齋藤学の“あのフェイント”。ハリルジャパン最大の激戦区に名乗りを上げられるか

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2016年09月13日

「インにかけられると、シザースされるより反応しづらい」(中澤)。

今年3月のシリア戦では追加招集も、出番はなし。宇佐美(右)ら同世代の活躍は刺激になっているはず。とにかくJリーグでアピールを続け、ハリルホジッチ監督を振り向かせたい。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 中澤はほんの少しだけ悔しさを滲ませる一方、褒めたたえるように、開幕前のワンシーンを振り返る。
 
「キャンプで一回、やられた。“あのフェイント”に引っかかって、抜かれている」
 
 以前の齋藤は、アウト、アウト、またアウトと、どちらかと言えば外に逃げていくような抜き方が基本形だった。しかし、ここ最近は、細かいステップを刻みながら、絶妙なタイミングでインに切り返す動きも取り入れるようになってきたという。
 
 別の言い方をすれば、右方向に進みながら、相手の態勢を見て、逆を取るように左に進路を取る。中澤は、「右、右、右と来られて、小さいモーションで、クイックでインにかけられると、シザースされるよりも反応しづらい」と、DFの視点で“あのフェイント”の効力を説明してくれた。
 
 かねてより齋藤のポテンシャルを認めている中澤は、「まだまだ伸びますよね」と期待を込めつつ、「あとはワンツーとかで周りを上手く使えるようになれれば。そうなってくれば、もっとドリブルも生きる」とエールを送る。
 
 国内随一のドリブルテクニックはもちろん、それにプラスアルファが付随した時、さすがにハリルホジッチ監督も齋藤を無視することはできないだろう。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 

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