【タイ戦|予想布陣&プレビュー】ボランチは「長谷部&柏木」コンビが復活か。負ければ文字通り“崖っぷちに”――謙虚に、そしてガムシャラに戦うしかない
カテゴリ:日本代表
2016年09月06日
UAE戦での清武はかなり“飛ばしていた”だけに…。
トップ下は香川と予想した。たしかにUAE戦でのパフォーマンスは褒められたものではなかったが、現時点で香川以上にこのポジションを託せる選手がいるかと言えば、答えはノーだ。消去法かもしれないが、背番号10を背負う男の奮起に期待したい。
トップ下には、清武を推す声もある。ただ、冒頭15分だけ公開された前日練習でのランニング時、清武はいくらか身体が重そうだった。UAE戦でも序盤からかなり“飛ばしていた”だけに、まだ完全に疲労が抜け切れていないのではないだろうか。
清武は左ウイングという選択もあるが、今回は宇佐美がファーストチョイスになると見た。クラブでのプレータイムは少ないかもしれないが、途中出場したUAE戦で“慣らし”を終えたはず。タイ戦ではフル稼働してくれそうな予感が漂う。
右は絶対的存在の本田だ。ここ一番での決定力の高さは健在で、長谷部と同様、精神的支柱としても頼りになる。
そしてCFは岡崎。すでに触れたように、この大事な局面で指揮官が大胆な手に打って出るとは思えない。浅野や武藤など、生きの良いカードはあるが、ここは経験と実績を誇るエースがスタメンに名を連ねるだろう。
とにかく、ガムシャラに戦うしかない。タイのセーナームアン監督は、「日本はアジアでナンバーワン。弱点はない」と語る。リップサービスかもしれないが、日本はすでにホームで1敗している以上、アジアの頂点に君臨しているわけでもなければ、弱点があるから、2失点しているのだ。
自分たちが置かれている状況を謙虚に受け止め、足元を見つめなおしてピッチに立てば、自ずと結果はついてくるだろう。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
トップ下には、清武を推す声もある。ただ、冒頭15分だけ公開された前日練習でのランニング時、清武はいくらか身体が重そうだった。UAE戦でも序盤からかなり“飛ばしていた”だけに、まだ完全に疲労が抜け切れていないのではないだろうか。
清武は左ウイングという選択もあるが、今回は宇佐美がファーストチョイスになると見た。クラブでのプレータイムは少ないかもしれないが、途中出場したUAE戦で“慣らし”を終えたはず。タイ戦ではフル稼働してくれそうな予感が漂う。
右は絶対的存在の本田だ。ここ一番での決定力の高さは健在で、長谷部と同様、精神的支柱としても頼りになる。
そしてCFは岡崎。すでに触れたように、この大事な局面で指揮官が大胆な手に打って出るとは思えない。浅野や武藤など、生きの良いカードはあるが、ここは経験と実績を誇るエースがスタメンに名を連ねるだろう。
とにかく、ガムシャラに戦うしかない。タイのセーナームアン監督は、「日本はアジアでナンバーワン。弱点はない」と語る。リップサービスかもしれないが、日本はすでにホームで1敗している以上、アジアの頂点に君臨しているわけでもなければ、弱点があるから、2失点しているのだ。
自分たちが置かれている状況を謙虚に受け止め、足元を見つめなおしてピッチに立てば、自ずと結果はついてくるだろう。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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