日本の衝撃的な敗北の一因として、誤審があったことも伝えられている。
「日本は世代交代の必要性に迫られる危機に見舞われた。エースの本田と岡崎などは満30歳を過ぎ、後半に体力低下に苦しんでいる。また、所属チームで主力ではないこともあって競技感覚も落ちる。世代交代の問題点を回避しヨーロッパ組に固執するハリルホジッチ監督に対する批判の声も途切れることがない」
もっとも、日本の衝撃的な敗北の一因として誤審があったことも伝えられている。『インターフットボール』は「ロシア行きの第一歩、“アジア・ビッグ4”は日本だけ泣いた」と題した記事の中で、こう記している。
「試合後、日本は敗北の責任を審判に回している。実際、審判の判定は論乱になるに値した。浅野のシュートはゴールラインを割ったが、主審はそのまま試合を続けた。日本の選手たちは強く抗議したが、試合はそのまま終わってしまった」
ただ、こんな一文も追加されていた。「日本は笑えなかった。審判の判定が論争に上がっているが、いずれにしてもホームで爽快な勝利を挙げられなかった競技力だったことは確かだ。最精鋭メンバーが出撃したが、日本は膝をつき不安な出発となってしまった」と。
『スポーツQ』の論調もこれに近い。「UAEに逆転負け、衝撃に見舞われた日本列島、6大会ワールドカップ危機?」と題した記事の中で、同メディアは「日本サッカーの敗北は衝撃そのものだ」としつつ、最後をこう締めくくっている。
「日本は今後、オーストラリア、サウジアラビアなど手強いチームと競争しなければならない。日本がその混戦を勝ち抜くことができなければ、1998年フランス・ワールドカップ以降続く本大会連続出場が挫折するかもしれない」
いずれにしても大事な初戦を落としてしまった日本の行方に関して、今後も韓国で都度詳しく報じられていくだろう。敵地で迎えるタイ戦についても韓国メディアの反応を紹介したい。
文:慎 武宏(スポーツライター)
シン・ムグァン/1971年、東京都生まれ。韓国サッカー取材歴20年。近著に歴代コリアンJリーガーへのインタビュー集『イルボン(日本)はライバルか 韓国人Jリーガー28人の本音』(ピッチコミュニケーションズ)。
もっとも、日本の衝撃的な敗北の一因として誤審があったことも伝えられている。『インターフットボール』は「ロシア行きの第一歩、“アジア・ビッグ4”は日本だけ泣いた」と題した記事の中で、こう記している。
「試合後、日本は敗北の責任を審判に回している。実際、審判の判定は論乱になるに値した。浅野のシュートはゴールラインを割ったが、主審はそのまま試合を続けた。日本の選手たちは強く抗議したが、試合はそのまま終わってしまった」
ただ、こんな一文も追加されていた。「日本は笑えなかった。審判の判定が論争に上がっているが、いずれにしてもホームで爽快な勝利を挙げられなかった競技力だったことは確かだ。最精鋭メンバーが出撃したが、日本は膝をつき不安な出発となってしまった」と。
『スポーツQ』の論調もこれに近い。「UAEに逆転負け、衝撃に見舞われた日本列島、6大会ワールドカップ危機?」と題した記事の中で、同メディアは「日本サッカーの敗北は衝撃そのものだ」としつつ、最後をこう締めくくっている。
「日本は今後、オーストラリア、サウジアラビアなど手強いチームと競争しなければならない。日本がその混戦を勝ち抜くことができなければ、1998年フランス・ワールドカップ以降続く本大会連続出場が挫折するかもしれない」
いずれにしても大事な初戦を落としてしまった日本の行方に関して、今後も韓国で都度詳しく報じられていくだろう。敵地で迎えるタイ戦についても韓国メディアの反応を紹介したい。
文:慎 武宏(スポーツライター)
シン・ムグァン/1971年、東京都生まれ。韓国サッカー取材歴20年。近著に歴代コリアンJリーガーへのインタビュー集『イルボン(日本)はライバルか 韓国人Jリーガー28人の本音』(ピッチコミュニケーションズ)。