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【韓国メディアの視点】衝撃の"敗戦・誤審"に韓国も騒然。一方で欧州組の衰えを指摘する声も

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年09月02日

「日本が負けたらしいが、本当か!?」。中国戦後の記者会見を待つ間、韓国記者たちの話題は日本の敗戦で持ちきりだった。

ホームでまさかの黒星スタート。暗雲漂う日本代表の行方を、韓国人記者たちも案じていた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 ソウル・ワールドカップスタジアムで行なわれたロシア・ワールドカップアジア最終予選グループBの韓国対中国。試合終了後の両国監督の記者会見の開始を待つ間、韓国記者たちの話題はグループAの日本対UAE戦のことで持ちきりだった。「日本が負けたらしいが、本当か!?」と尋ねて来るものもいたほどだった。
 
 そうした反応は各メディアの速報記事のタイトルにも表れていた。「日本、ホームでUAEに1-2の痛い逆転負け」(一般紙『ソウル経済』)、「本田が先制ゴールの日本、UAEに逆転負け」(ネット媒体『OSEN』)。各メディアが日本の敗北に驚きを隠せなかった。
 
「岡崎慎司、本田圭祐、香川真司、長谷部誠など最精鋭メンバーで臨みホームで勝利するという意地を示すはずだった」としたのは、『エクススポーツ』だ。欧州組を多数揃えた布陣でも黒星を喫してしまった日本を、同メディアは「逆転負けの日本、最終予選で不安な出発」と紹介した。
 
「日本がホームで衝撃的な逆転負けを喫した」としたのは、サッカー専門メディアの『インターフットボール』だ。「“最精鋭の日本”、UAEに1-2の衝撃負け、不安な出発」と題した記事の中でこう綴っている。
 
「試合は明らかに日本が主導した。日本は60パーセント以上のボール占有率があり、シュートもまた一方的に多かった。しかし、UAEの守備は堅く、日本はそれを崩せなかった」
 
 そんなまさかの展開に苦言を呈した日本のサポーターやネットユーザーたちの反応を拾った記事もいつかの媒体で報じられている。
 
『金鋼日報』は「日本、UAEにホームで逆転負け、日本本土に“衝撃と憤怒”」と題した記事の中で、日本のネットユーザーたちの反応を詳しく紹介。「この日の試合を見た日本のファンたちは、日本代表に非難の矢を注いでいる。特に香川真司がもっとも論乱の対象になっている」とした。
 
『デイリーアン』などは「UAEに逆転負けの日本、世代交代への弾力となるか」という記事の中で、こんな予想もしている。
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