コンディション面を考慮するなら武藤だが…。
前線の3人のうち、CFの岡崎慎司、右ウイングの本田圭佑はもはや“鉄板”。本田はミランで出場機会に恵まれず、試合勘の欠如が不安視されているのは事実だ。ただ、この男のここ一番での勝負強さは、これまで何度も披露されてきた。柏木がいない以上、セットプレーのキッカーとしても最後までピッチに残しておきたいところだ。
残る左ウイングは現体制下で激戦区のひとつだが、清武と予想した。
たしかに、ハリルホジッチ監督は前日会見で、試合2日前に合流した清武、さらに原口元気に関しては「少し、明日は難しい状況かもしれませんね」とベンチスタートを示唆している。
コンディション面を判断材料にするなら、清武や原口より1日早く帰国した武藤嘉紀が浮上してくる。ただ今回は、6月のキリンカップでの高いパフォーマンスや、香川との相性の良さを重視し、清武をファーストチョイスに。宇佐美貴史も控えるが、今夏より自身2度目の欧州移籍に挑戦中のアタッカーは、やや疲れが感じられ、状態が今ひとつの印象だっただけに選外とした。
長谷部の相棒探しと左ウイングの選考に苦慮し、ベストメンバーを揃えられたとは言えない。新シーズンが始まった欧州組と、リーグ戦まっただ中の国内組とのコンディションのバラつきもある。約2か月間、国外キャンプを張って日本に乗り込んできたUAEに対し、日本は最大で4日間の準備期間しかなかった。直近の対戦では、昨年のアジアカップで1-1の末、PK戦で敗れている苦い記憶もある。
いくつものネガティブな要素を払拭し、勝点3を掴むには、先制点を狙うのは当然として、まずは試合の入り方に注意したい。
UAEが引いて構えてくるなら、焦れずにじっくりと回しながら、確実にシュートで終わるようにする。相手が前に出てくれば、割り切ってリスクマネジメントを徹底し、守備でリズムを作るようにする。もちろん、UAEの司令塔オマール・アブドゥラフマンの“監視”は決して怠ってはならない。
前回対戦時のように、序盤にバタついていきなり失点――というシチュエーションだけは避けたい。静かな立ち上がりでも、攻守においてゲームをコントロールできれば、自ずと主導権は握れるはず。その流れのなかで先制するのが理想だ。
残る左ウイングは現体制下で激戦区のひとつだが、清武と予想した。
たしかに、ハリルホジッチ監督は前日会見で、試合2日前に合流した清武、さらに原口元気に関しては「少し、明日は難しい状況かもしれませんね」とベンチスタートを示唆している。
コンディション面を判断材料にするなら、清武や原口より1日早く帰国した武藤嘉紀が浮上してくる。ただ今回は、6月のキリンカップでの高いパフォーマンスや、香川との相性の良さを重視し、清武をファーストチョイスに。宇佐美貴史も控えるが、今夏より自身2度目の欧州移籍に挑戦中のアタッカーは、やや疲れが感じられ、状態が今ひとつの印象だっただけに選外とした。
長谷部の相棒探しと左ウイングの選考に苦慮し、ベストメンバーを揃えられたとは言えない。新シーズンが始まった欧州組と、リーグ戦まっただ中の国内組とのコンディションのバラつきもある。約2か月間、国外キャンプを張って日本に乗り込んできたUAEに対し、日本は最大で4日間の準備期間しかなかった。直近の対戦では、昨年のアジアカップで1-1の末、PK戦で敗れている苦い記憶もある。
いくつものネガティブな要素を払拭し、勝点3を掴むには、先制点を狙うのは当然として、まずは試合の入り方に注意したい。
UAEが引いて構えてくるなら、焦れずにじっくりと回しながら、確実にシュートで終わるようにする。相手が前に出てくれば、割り切ってリスクマネジメントを徹底し、守備でリズムを作るようにする。もちろん、UAEの司令塔オマール・アブドゥラフマンの“監視”は決して怠ってはならない。
前回対戦時のように、序盤にバタついていきなり失点――というシチュエーションだけは避けたい。静かな立ち上がりでも、攻守においてゲームをコントロールできれば、自ずと主導権は握れるはず。その流れのなかで先制するのが理想だ。