■アルベルト・アクイラーニ
・29歳／MF／イタリア代表
・スポルティング→ペスカーラ（フリートランスファー）
　昨夏にフィオレンティーナからポルトガルに渡った天才肌のMFが、わずか１年でセリエAに復帰。昇格組のペスカーラに移籍した理由を「僕を連れてきたいというクラブと監督の熱意と願望を感じた。イタリアや国外から多くのオファーを受けたけど、決断は間違っていなかったと思う」と語るなど、かつてミランで同僚だったマッシモ・オッド監督の存在が決定的だったようだ。
 

■セルジ・サンペール
・21歳／MF／スペインU-21代表
・バルセロナ→グラナダ（１年レンタル）
　今夏は正式にトップチーム昇格を果たすも、アンドレ・ゴメス（バレンシアから）とデニス・スアレス（ビジャレアルから）が加入したため、出場機会を求めてグラナダに武者修行へ。６歳からバルセロナのカンテラで育った期待のアンカーは、新天地でブレイクを果たしてカムバックしたいところだ。
 

 ■ジオゴ・ジョッタ
・19歳／MF／ポルトガルU-23代表
・パソス・フェレイラ→A・マドリー→ポルト（１年レンタル）
　パソス・フェレイラで31試合12得点と目立った活躍を見せた昨シーズンに台頭し、今夏はA・マドリーと契約。ただ、欧州屈指の強豪で即座にポジションを掴むのは容易ではなく、同僚オリベル・トーレスに続いてポルトガルの名門へレンタルされた。ゲームメイク力も備えたウイングは近未来のスター候補と言われるだけに、ポルトで研鑽を積んで、スペインに再上陸できるかに注目だ。