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【浦和】槙野の捨て身の攻撃参加に言及。柏木が「マキは後ろから上がってくるほうが怖い」

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年08月22日

ふたりが負傷交代。スクランブル的な布陣になるのは仕方ないものの、好調な青木が守備に奔走するのはもったいなかった。

槙野の攻撃参加は浦和にとっては重要な武器。ただし、“より生きる使い方”について柏木は指摘をしていた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 今回の川崎戦では、74分に森谷賢太郎にゴールを決められた直後、足を攣っていた森脇良太から遠藤航に交代。さらに78分、最後のカードで、同じく足を傷めた宇賀神を下げて青木を投入している。
 
 指揮官としては、いずれも試合展開を睨んで試合を動かすために送り込むのではなく、想定外の“切らざるを得ないカード”でふたりを使わざるをえなくなった。それだけに、ある程度、スクランブル的な布陣になるのは仕方がなかったとは言えた。
 
 一旦は武藤が左サイドに張り出し、ボランチが阿部と青木、シャドーが柏木と李、そしてCFが興梠という布陣になった。ただ、そこからは「監督の判断」で槙野が高いポジションに張り出し、やがて青木と阿部が最終ラインに入る。絶好調の青木が最後方でひたすら守備に奔走している姿を見ていると、なんとも“もったいない”感じがした。
 
 しっかりゴール前の守備を固めてカウンターを狙う川崎に対し、ホームチームはセットプレーから何度かチャンスを作ったものの崩し切れない。結果的には柏木の言うとおり、もしもシャドーやウイングバックが仕掛けた背後から槙野が飛び込んで来ていたら、川崎も嫌がったのではないだろうか……という展開になってしまった。
 
「良い試合をしたと思う。でも、結局、点を決め切るところで決め切れず、いつもと同じパターンで負けてしまった感じもする。ボールを持ちすぎたり、こねすぎて奪われてカウンターを食らったり。それは、危なくなる。もっと細かいところのサポートまで、気を遣っていかないといけない。パスは回されていたが、回させていたと言える。怖さはそこまで感じなかった。ただ、サイドにボールが入った時に、もっとプレスをかけていきたかった」
 
 そう課題を挙げた柏木だが、決してネガティブに落ち込んでいたわけではない。
 
「決して悲観的にはなっていない。なによりも大事なのは、連敗をしないこと。あと8試合ある。久しぶりに負けてしまったが(11試合ぶりの黒星)、もう一度、負ける前と同じように勝点を重ねていきたい」
 
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