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【J1採点&寸評】浦和×川崎|首位決戦、主役の「浦和キラー」に最高点7.5。浦和は主将の阿部らが精彩を欠く

カテゴリ:Jリーグ

塚越始・大木勇(週刊サッカーダイジェスト)

2016年08月20日

浦和――指揮官の指示だったという、槙野が攻撃参加し、青木が守備に回る終盤のスクランブル布陣は機能せず。

李(20番)は貴重な同点ゴールを決めた。しかし、相手の厳しいチェックに苦しみ、良い形でボールがなかなか収まらなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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13 高木俊幸 5.5(60分OUT)
縦にドリブルで仕掛け、ピタッとボールを止めるキックフェイントで、相手ふたりをスライディングで“空振り”にさせる。高いテクニックを見せていたものの、ゴールに絡めなかった。

9 武藤雄樹 5
決定的なシュートをことごとく外してしまった。駒井のクロスにフリーで合わせたショットは……ストライカーとしては、確実に仕留めなければいけなかった。
 
FW 
20 李忠成  5.5
先制ゴールを決めて、その後も得点の“匂い”は感じられた。しかし、なかなか良い形でボールが収まらず、チームの攻撃の流れを作れなかった。

交代出場
MF
30 興梠慎三 5.5(60分 IN)
CFに入り、エドゥアルドに競り勝つなどポストとして機能。ただ、ゴール前に壁を築かれた終盤は存在感を示すことができなかった。

DF
 遠藤 航 5.5(75分 IN)
湘南時代に主戦場としていた右ストッパーで途中出場。高いポジションでボールを収めて、ビルドアップ面ではまずまず機能していた。それでも期待された“流れを変える仕事”はできなかった。
 
MF
16 青木拓矢 ―(78分IN)
好調なだけに期待されたが、試合終盤は、槙野が攻撃参加し、青木が最終ラインで守備をする形に。しかも、その布陣が機能していたとは言えず、むしろチームとして青木という“武器”を生かし切れなかった。
 
監督
ペトロヴィッチ 5.5
「内容的には悪くなかった」と語っていたが、チャンスを作れていた点は評価できる。ただ、指揮官の指示だったという、DF槙野が攻め上がってMF青木が最終ラインで守備をするという終盤の形は、逆に攻撃が停滞し何度も危ういカウンターを食らいかけた。これからのシーズン終盤戦、そしてタイトルを懸けた戦いで、その采配は“命取り”になりかねないのでは……。

 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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