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遠藤航と板倉滉。森保ジャパンの主軸2人の意地とプライド。ボリビア戦で改めて存在価値を証明できれば――【日本代表】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2025年11月18日

森保体制100戦目で勝利の立役者になれるか

「チームのために自分の仕事をするだけ」と静かに話す板倉。熾烈な競争に燃えているはずだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 主軸の2人が多少なりとも危機感をにじませている。遠藤がロシアW杯前後の自分自身を回想。板倉もガムシャラだった頃の自分を見つめ直しているのではないだろうか。

 今回のボリビア戦で、2人が“圧倒的な違い”を見せつけることができれば理想的。森保ジャパンを引っ張ってきた意地とプライドを今一度、示してくれれば、北中米W杯に向けての安心材料が増える。それは紛れもない事実だ。

 遠藤は今季のリバプールでここまで先発なしと苦境にあえいでいるが、佐野に引けを取らないデュエルの強度とボール奪取力を披露し、敵を圧倒することで実力を証明したい。板倉にしても、今季に赴いたアヤックスでは怪我もあり、本領を出し切れていない。が、代表でのパフォーマンスが高値安定ならまったく問題はない。鈴木が「板倉選手はお手本になるようなプレーをしていると思いますし、さすがは代表常連組だなと感じます」と最大級の敬意を評していたほどだ。
 
「自分が出たらチームのためにしっかり自分の仕事をするだけ。変わらずですね」と板倉は静かに話したが、特別な気負いはいらないし、これまで積み上げてきたものをストレートに出せばいい。そうすれば、自ずと守備陣の組織力や連動性は確実に上がるはずだ。

 ボランチにしても、遠藤の相棒が鎌田大地(クリスタル・パレス)なのか、佐野なのか、藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)なのか予想がつかないが、32歳のキャプテンは誰と組んでもアジャストできる力がある。

 持ち前の賢さと統率力をいかんなく発揮して、「森保ジャパンにはやはり遠藤と板倉が不可欠だ」という印象を残せるか。2人には森保体制100戦目で勝利の立役者になってほしいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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