【鹿島】西大伍が体現する「ちょっとしたこと」が、非常事態のチームを蘇らせる

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年08月11日

もがく姿勢を見せ、浮上するきっかけを探している。

西のクロスを起点に、85分にはPKのチャンスを獲得。しかし、キッカーの金崎(写真)のシュートは相手GKにセーブされてしまった。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 守備でも相手のカウンターを防ぐために、ボールホルダーへの寄せがより踏み込んだものになった。怪我を負った空中戦も恐れていない。苦しむチームを変えるために、まずはDFとして自分自身を正す姿勢が垣間見られた。
 
「良かった時に戻すというよりも、勝てていないなら、それなりの戦い方をしないといけない。戻すというよりも、さらに良くなっていけるように、それぞれがアクションを起こせればいい。起こしたから良い方向に行くとは限らないけど、やることが大事だと思う」
 
 鹿島は負けた。この大会での3度目のタイトル獲得を逃したことは事実だ。公式戦4連敗は、常勝チームにおいて非常事態と言っていい。だが、ただで負けたのでない。西もチームも変化を求めて、もがく姿勢を見せ、再び浮上するきっかけを探している。
 
 自ら動こうとする者にしか、出口にたどり着けないことを知っている選手たちは、チームを変える「ちょっとしたこと」に、トライし続けていく。
 

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