メンバー選考で強力なライバルに
3人はリードを奪った終盤も連動して動き、1対1の局面で戦いながらお互いをカバーすることで“隙を見せない守備”を続けた。 谷口はそんな2人の成長を間近で感じていた。「僕自身、まだ完全ではないけど、彼らと一緒に守っていてすごく心強かった。3バックの中で、お互いの特長が噛み合ってきている感覚がある」と振り返った。
終盤には選手交代でピッチを退く南野から、キャプテンマークを引き継いだ谷口。歴史的な勝利を噛み締めながらも「ゼロで進めたかったという悔しさはある」と語り、ディフェンス陣のリーダー格として、失点に対する反省は忘れない。
それでも前半から多くの危機を切り抜けて、後半に前からボールを奪いに行く積極的なディフェンスの背後を、守護神と共に守り抜いたのは紛れもない3バックの彼らだ。
その中心を担った谷口は所属クラブで試合と練習を積み重ねながら、自身のコンディションも確実に戻ってきている。「1か月前からクラブで90分、出られるようになって、試合勘も戻ってきた。こういうヒリヒリした相手と戦えたのは大きなプラス」と語る声に、充実感がにじむ。
終盤には選手交代でピッチを退く南野から、キャプテンマークを引き継いだ谷口。歴史的な勝利を噛み締めながらも「ゼロで進めたかったという悔しさはある」と語り、ディフェンス陣のリーダー格として、失点に対する反省は忘れない。
それでも前半から多くの危機を切り抜けて、後半に前からボールを奪いに行く積極的なディフェンスの背後を、守護神と共に守り抜いたのは紛れもない3バックの彼らだ。
その中心を担った谷口は所属クラブで試合と練習を積み重ねながら、自身のコンディションも確実に戻ってきている。「1か月前からクラブで90分、出られるようになって、試合勘も戻ってきた。こういうヒリヒリした相手と戦えたのは大きなプラス」と語る声に、充実感がにじむ。
今回は頼もしい存在だった鈴木淳と渡辺も、メンバー選考で強力なライバルになってくる。特に渡辺は中央もこなすだけに、今回は怪我で外れた板倉を含めて、ハイレベルな競争が予想される。
「これから怪我人も戻ってくる。だけど、競争があることは大歓迎。チームが強くなるために絶対必要なことです」と谷口。バイエルンで復調中の伊藤、すでに怪我から復帰し、トッテナムのチーム練習に合流している高井、現在は無所属だが、スタジアムでブラジル戦の勝利を見守っていた冨安。しばらく時間がかかりそうな町田も、本番までには必ず間に合わせてくるだろう。
ブラジル戦では出番がなかった瀬古歩夢や安藤智哉も含めて、競争のレベルが高くなるほど、日本が世界の頂点に近づいていく。
取材・文●河治良幸
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