レスターの慢性的な課題といえる守備に改善を。
ずばり、レスターの現時点での課題は稚拙な守備にある。
昨シーズンは、指揮官のラニエリが最終ラインにダニー・シンプソン、ウェズ・モーガン、ロベルト・フート、クリスティアン・フクスの最適解を見出したうえ、インターセプトの山を築いたカンテがサプライズを提供したこともあり、38試合で36失点(リーグ最少3位タイ)と堅守を誇った。
とはいえ、昨シーズンも開幕から9試合連続失点を喫して、「クリーンシート(無失点)を達成したらピザパーティーを開催する」とラニエリが発言するなど、レスターにとって守備は慢性的な課題とも言える。
とりわけ、新シーズンは中盤で防波堤となっていたカンテが抜けたうえ、その後釜と目されるメンディとキングがいまだに説得力のあるパフォーマンスを見せられていないため、最終ラインにかかる負担はかなり大きくなっている。
モーガンとフートのCBコンビは対人と空中戦では強さを誇るが、機動力に欠け、カバーエリアも狭い。そのため中盤のフィルターがなければ、ユナイテッド戦の先制点を献上したシーンのように相手に容易な侵入を許してしまい、守備が崩壊する可能性は高い。
控えとなるDFも、実力がいまだ未知数のL・エルナンデスと35歳のマルチン・ヴァシレフスキしかおらず心もとないため、移籍市場が閉じるまでに主力クラスの実力者を加えるプランも一考に値するだろう。
昨シーズンは、指揮官のラニエリが最終ラインにダニー・シンプソン、ウェズ・モーガン、ロベルト・フート、クリスティアン・フクスの最適解を見出したうえ、インターセプトの山を築いたカンテがサプライズを提供したこともあり、38試合で36失点(リーグ最少3位タイ)と堅守を誇った。
とはいえ、昨シーズンも開幕から9試合連続失点を喫して、「クリーンシート(無失点)を達成したらピザパーティーを開催する」とラニエリが発言するなど、レスターにとって守備は慢性的な課題とも言える。
とりわけ、新シーズンは中盤で防波堤となっていたカンテが抜けたうえ、その後釜と目されるメンディとキングがいまだに説得力のあるパフォーマンスを見せられていないため、最終ラインにかかる負担はかなり大きくなっている。
モーガンとフートのCBコンビは対人と空中戦では強さを誇るが、機動力に欠け、カバーエリアも狭い。そのため中盤のフィルターがなければ、ユナイテッド戦の先制点を献上したシーンのように相手に容易な侵入を許してしまい、守備が崩壊する可能性は高い。
控えとなるDFも、実力がいまだ未知数のL・エルナンデスと35歳のマルチン・ヴァシレフスキしかおらず心もとないため、移籍市場が閉じるまでに主力クラスの実力者を加えるプランも一考に値するだろう。