2つ目がチームとしての成熟だ。ロス五輪世代のチームは7月下旬のウズベキスタン遠征で産声を上げたばかりで、今回の活動が2度目となる。そのため、大岩監督が求めるスタイルの理解は深まっていない。指揮官も戦術の落とし込みに意欲を示す。
「少ない活動期間で落とし込む経験はパリ五輪世代でも経験していますが、落とし込む作業は回数が必要になる。やはり、継続して我々のグループに入っている選手たちが重要になるので、ウズベキスタン遠征に参加した選手たちがより今回の活動で洗練されてほしい。
(一方で)新しい選手たちは我々のグループの様々なルールやタスクを理解することを進めていく。これを積めば積むほどにグループが強くなる」
強度や攻守における切り替えのスピードはもちろん、守備の約束事は理解を深めなければ機能しない。そうしたテーマを掲げながら、今回の3試合に挑むことになる。
U-20W杯へのサバイバル
3つ目のポイントは9月下旬からスタートするU-20W杯のメンバー争いだ。U-20日本代表を率いる船越優蔵監督が「大岩監督とはコミュニケーションを取っている」と明かしたように、直接的に今回のメンバー選考に関わったわけではないが、情報交換は密に行なっている。
現時点でU-20W杯に挑む面々は半数以上が固まっていると思われるが、21名のリストは確定していないはずだ。
特に左SBはDF髙橋仁胡(C大阪)が負傷離脱中で間に合うか見通せず、CBやサイドアタッカーも層が決して厚いとは言えない。そうしたラストピースを埋めるような選手が今予選で現れれば、船越ジャパンのメンバーに滑り込む未来はある。山本SDは「(今予選に出た選手の出場も)可能性はゼロではない」と明言しており、今予選が本当の意味での“ラストサバイバル”になる。
勝負に徹しながら、チームはどのような成果を上げていくのか。ロス五輪世代の戦いから目が離せない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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