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【岩本輝雄のオタクも納得!】ブラジル戦はむしろ惨敗でOK。本番ではビビらず強気な守備を

カテゴリ:連載・コラム

岩本輝雄

2016年08月01日

“アグレッシブな守備”で相手をけん制したい。

勝機を見出すなら、積極的に高い位置から奪いに行く姿勢を貫くこと。腰が引けた戦いをすれば、難しいゲームになるだろう。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)

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 本番を間近に控えて、厳しい現実を突き付けられたけど、逆に考えれば、あそこまで強いチームはまずないだろうから、惨敗だったとしても必要以上に落ち込む必要はない。むしろ「世界は甘くない」と目が覚めて、より気持ちが引き締まったのではないだろうか。
 
 もっとも、守備をベースにしているからといって、ブラジル戦のように引きすぎないほうがいい。特にナイジェリアとの初戦は、リスクを重視して自陣に閉じこもるようなら、相手に勢いを与えてしまい、難しいゲームになる可能性が高い。
 
 人数をかけてリトリートするのではなく、なるべく前からプレスをかけていく“アグレッシブな守備”で相手をけん制したい。とにかく、ビビらないことが大事だ。
 
 あとは球際の激しさ。ブラジル戦の1失点目は、ドリブル突破で中央を割られてしまったけど、あそこはファウル覚悟で必死に潰さなければならなかったと思う。まあ、すでに一度、痛い目に遭っているから、同じミスは繰り返さないはず。
 
 球際については、普段から欧州でプレーしているだけあって、南野はブラジル戦でもやはり“戦えていた”。久保を招集できるかはまだ分からないけど、とりあえずグループリーグでは、欧州組の働きがひとつ鍵を握るような気がするよ。
 

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