【日本0-2ブラジル|採点&寸評】王国に完敗。中島もネイマールとの10番対決に惨敗

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年07月31日

興梠は前線で孤立。中島は唯一の決定機を決められなかった。

【警告】日本=南野(60分) ブラジル=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ガブリエウ(ブラジル)

画像を見る

ドリブルで仕掛ける積極性もあった南野だが、決して精度は高くなかった。反省が残る一戦に。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)

画像を見る

[MF
3 遠藤 航 4.5(77分OUT)
ネイマールのスピードに後手を踏み、持ち味のボール奪取は影を潜める。間合いを掴めず寄せも甘くなり、中央から両サイドへ面白いように攻撃を展開させてしまった。
 
7 原川 力 5(HT OUT)
試合の序盤は鋭いスライディングで中盤のフィルターとして存在感を発揮。ただ、それも長くは続かず、ブラジルのプレッシャーに追い込まれ……。前半だけで大島にバトンを渡した。
 
9 矢島慎也 4.5(HT OUT)
ネイマールの切り返しに揺さぶられ、守備に追われる姿だけが印象に残った。ボールキープすらままならず、右サイドでタメを作れなかったのは悔いが残る。
 
10 中島翔哉 4.5(77分OUT)
ボールを持つとすぐに囲まれ、縦パスを1タッチで捌くパスも精度が上がらず、ボールロストからカウンターを受ける場面が散見。54分に訪れたビッグチャンスも逃し、厳しい現実を突き付けられた。
 
18 南野拓実 5
ゼカと肉弾戦を展開するなど、球際でデュエルする姿勢はまずまず。攻撃でも果敢にDFの間を割ってドリブルを仕掛けたが、ボールを失う回数も多く、徐々に運動量も低下していった。
 
[FW
13 興梠慎三 5(68分OUT)
ブラジルに主導権を握られて前線で孤立。本人はボールを収められたことに手応えを感じていたが、攻撃が機能していたとは言い難い。中島に指示をかけてプレッシャーをかけに行くなど、リーダーとしての自覚は窺えたが……。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

ネイマール(左)との10番対決に完敗。中島は厳しい現実を突きつけられた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)

画像を見る

前を向いてプレーできる回数は限られた。興梠(中央右)は前線の基準点として機能したとは言い難い。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)

画像を見る

【関連記事】
【リオ五輪】なぜ「みんなで間合いを取ってしまった」のか? 遠藤航が語る失点要因と完敗から掴んだもの
【リオ五輪】グループリーグ突破のキーマンは背番号8!? 興梠が称賛する“大島効果”
【ブラジル戦速報】日本、0-2で敗れる。後半はカウンターからチャンス作るもゴールは遠く
川口能活クロニクル――20年前のブラジル戦勝利“マイアミの奇跡”は情報分析の賜物
【ブラジル戦プレビュー】敵将がネイマールの先発を明言。日本は興梠の1トップ、浅野はスーパーサブか

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ