得た貴重な気付き
欠かせない存在となった佐々木は、新フォーマットで開催された先のACLEで川崎の準優勝の原動力にもなった。シーズンをまたがって行なわれた大会は、自身にとってかなり大きな意味があったという。
「いろいろありましたけど、(昨年は)センターバックでアジアの舞台を戦えましたし、左右のSBもやって自信も得られました。センターバックは、Jリーグで何試合か務め、自分のできることや課題を整理しながら、アジアではどれくらいできるか楽しみでもありました。(リーグステージの初戦の)蔚山戦では、(韓国代表の)チェ・ミンギュ選手とマッチアップしましたが、(高井幸大とCBを組みながら)無失点に抑えて手応えを得られた。そこからは別のFWがきてもやれるという感覚でしたね。
一方、準々決勝からは(サウジアラビアやカタールの)西地区のチームと対戦し、レベルが違うなって感じました。やっぱり一瞬でも気を抜いたらやられるし、間合いを間違えたら突破される。でも、それを実体験し、自分の中で調整して守れるようになった。それもまたひとつ成長できた部分だと感じます。
「いろいろありましたけど、(昨年は)センターバックでアジアの舞台を戦えましたし、左右のSBもやって自信も得られました。センターバックは、Jリーグで何試合か務め、自分のできることや課題を整理しながら、アジアではどれくらいできるか楽しみでもありました。(リーグステージの初戦の)蔚山戦では、(韓国代表の)チェ・ミンギュ選手とマッチアップしましたが、(高井幸大とCBを組みながら)無失点に抑えて手応えを得られた。そこからは別のFWがきてもやれるという感覚でしたね。
一方、準々決勝からは(サウジアラビアやカタールの)西地区のチームと対戦し、レベルが違うなって感じました。やっぱり一瞬でも気を抜いたらやられるし、間合いを間違えたら突破される。でも、それを実体験し、自分の中で調整して守れるようになった。それもまたひとつ成長できた部分だと感じます。
当初から優勝が目標でしたが、サウジ勢やカタール勢をああやって倒して勝ち進めるとは想像していない面もありました。だから1試合1試合が自信につながり、決勝では負けてしまいましたが、また絶対に出たい大会だなと感じることができました」
ACLEを通じて大きな成長を果たし、特にサウジアラビアで集中開催された準々決勝以降の戦いでは得難い経験を掴んだ。そのなかで、タレント集団であったアル・サッド(準々決勝)、アル・ナスル(準決勝)、アル・アハリ(決勝)との試合で佐々木にはどんな気付きがあったのか。
(第2回に続く)
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
【第2回】「どうしよう...」不安だらけだった2025年の幕開け。それでも佐々木旭が、川崎が過酷なACLEで輝けた理由
【第3回】ACLEを経験して佐々木旭のプレーは何が変わったのか。不公平にも映った大会を“楽しめた”オニさんからの言葉と膨らむアジア制覇への夢
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
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