シャライ監督は、遠藤航(現リバプール)、冨安健洋(アーセナル退団)、鎌田大地(現クリスタル・パレス)がプレーしていたシント・トロイデンでコーチを務めた指導者だ。多国籍軍団だった当時のシント・トロイデンで、マルク・ブライス監督(現カメルーン代表監督)のブレーンとして戦術的にも、コミュニケーションを図る点でも重要な存在だった。そんな指揮官のことを坂本は「シント・トロイデンでやってたらしいですね。だから僕に対しても、いろんな選手に対してもすごくコミュニケーションを取ってくれる、良い監督だと感じます」と語る。
今季、坂本が目標とするのは何か?
「昨季の結果を今シーズンは絶対に超えないといけないと思います。個人的には二桁の数字を目標にしています。でも、昨季の6ゴールというのは初めての海外挑戦としては良かったと思います。まだまだもっと上を目ざしてやっていきたいです。毎年、勝負の年ですが、それでも今年は勝負の年だと思ってます。今季、二桁ゴールを取れたら、次にステップしていくための良いアピールになると思う。そういった面で勝負の年だと思いますね。
今、自分にとって(ベルギーに来てから半年間での)良い流れがあるので、その流れに乗ってアピールしていきたいです」
瞬く間にチームに馴染んだ坂本は、8月26日に22歳の誕生日を迎える。大柄ストライカーを3人抱えるチームにおいて、神出鬼没に動き回る173センチの小兵セカンドトップの坂本は、今季もウェステルローの大きな武器になるだろう。
取材・文●中田 徹
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