「日本人のメンタルは強い?」ベルギー2年目に臨む伊藤敦樹が“日本と欧州の違い”を分かりやすく解説。「ストライカーなんか1点取ってしまえば…」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年07月20日
新指揮官の下で「最低でも得点・アシスト合わせて10」
7月19日、フェイエノールトとヘントは30分4本のプレシーズンマッチを行ない、1-2でアウェーチームが勝利した。1アシストを記録したFW上田綺世は60分間プレー。ヘントのDF渡辺剛、MF伊藤敦樹は82分まで出場した。
27日、アウェーのシント・トロイデン(STVV)戦でベルギーリーグ開幕を迎えるヘントにとって、フェイエノールト戦はプレシーズン最後の試合。この日の出来を伊藤はこう振り返る。
「個人的なフィーリングは良かったですし、チームとしてもだいぶ整理して、身体に負荷をかけてかなり追い込みながら、ここまで準備することができました。水曜日(AZ戦。2-1でAZの勝利)から中2日の試合で、その2日間もしっかり練習したので身体はキツかったですが、プレシーズンの締めくくりとしては悪くなかったと思います」
今季から指揮を執るのは昨季、スタンダール・リエージュを率いたクロアチア人監督のイバン・レコ。これまでSTVV、クラブ・ブルージュ、アントワープを率い、現役時代はクラブ・ブルージュ、ベールスホット、ロケレンでプレーしたベルギーリーグを知り尽くす47歳の指導者だ。
「監督は練習のなかからある程度、スタメン組とそうでない組を分けてます。プレシーズンでは1試合目からある程度、スタメンを固定している。そのなかで自分は最初からずっとスタメン組で使われてきたので、監督から期待されていると感じており、期待に応えたいと思ってます。“自分のしたいことがやりやすいポジション(8番)”なので、そういった意味でも今季は結果を意識してやっていきたいです」
27日、アウェーのシント・トロイデン(STVV)戦でベルギーリーグ開幕を迎えるヘントにとって、フェイエノールト戦はプレシーズン最後の試合。この日の出来を伊藤はこう振り返る。
「個人的なフィーリングは良かったですし、チームとしてもだいぶ整理して、身体に負荷をかけてかなり追い込みながら、ここまで準備することができました。水曜日(AZ戦。2-1でAZの勝利)から中2日の試合で、その2日間もしっかり練習したので身体はキツかったですが、プレシーズンの締めくくりとしては悪くなかったと思います」
今季から指揮を執るのは昨季、スタンダール・リエージュを率いたクロアチア人監督のイバン・レコ。これまでSTVV、クラブ・ブルージュ、アントワープを率い、現役時代はクラブ・ブルージュ、ベールスホット、ロケレンでプレーしたベルギーリーグを知り尽くす47歳の指導者だ。
「監督は練習のなかからある程度、スタメン組とそうでない組を分けてます。プレシーズンでは1試合目からある程度、スタメンを固定している。そのなかで自分は最初からずっとスタメン組で使われてきたので、監督から期待されていると感じており、期待に応えたいと思ってます。“自分のしたいことがやりやすいポジション(8番)”なので、そういった意味でも今季は結果を意識してやっていきたいです」
フェイエノールト戦の開始2分、伊藤は積極的なミドルシュートで相手キーパーを脅かしてCKを得たり、左ポケットを執拗に突いてクロスを入れたり、ボールホルダーの大外を駆け抜けて味方にカットインシュートのスペースを作ったり、「ゴールに絡もう」という意欲に満ちたプレーを繰り返していた。3分、エリオ・バレラの先制ゴールシーンでは、伊藤の駆け抜けが効いた。
「あのランニングというのはチームとして求められている走りですし、あそこのスペースを見つけて走るというのは自分の強みでもある。それが今日、得点に繋がって良かったです。2点目、3点目とチャンスがあったのでそこでアシストが付くかどうか、ゴールになるかならないかというのは個人の評価にもだいぶ関わってくると思うので、そこは意識してもっと数字を今シーズンは残していきたいです」
その“数字”とは?
「最低でも得点・アシスト合わせて10。欲を言えばそれ以上を出したいと思ってます」
2024年のJ1で伊藤は、二桁得点関与に限りなく近づいた。このシーズン、浦和レッズのMFとして伊藤は24節までに5ゴール・4アシストを記録してから、ベルギーに飛び立った。ベルギー1年目は2ゴール・1アシストに終わったが、フェイエノールト戦での彼のパフォーマンスを見ていると、新シーズンは“数字”がおのずと付いてきそうだ。
「あのランニングというのはチームとして求められている走りですし、あそこのスペースを見つけて走るというのは自分の強みでもある。それが今日、得点に繋がって良かったです。2点目、3点目とチャンスがあったのでそこでアシストが付くかどうか、ゴールになるかならないかというのは個人の評価にもだいぶ関わってくると思うので、そこは意識してもっと数字を今シーズンは残していきたいです」
その“数字”とは?
「最低でも得点・アシスト合わせて10。欲を言えばそれ以上を出したいと思ってます」
2024年のJ1で伊藤は、二桁得点関与に限りなく近づいた。このシーズン、浦和レッズのMFとして伊藤は24節までに5ゴール・4アシストを記録してから、ベルギーに飛び立った。ベルギー1年目は2ゴール・1アシストに終わったが、フェイエノールト戦での彼のパフォーマンスを見ていると、新シーズンは“数字”がおのずと付いてきそうだ。