ひと通り話し終えた小林は、記者陣の機制を制するように「どうなるにしても…」。
名波監督のコメントを知ってか知らずか、小林は「今日は意識して、いつもより3メートル前にポジションを取った」と明かしている。
「だからペナルティエリアに入りやすかった。落ちてボールを受けるのは疲れるから、サボるというか、戻らなくていいやと」
さらに、ここから「あのね、なんていうのか割り切った」と“小林節”が続く。
「これで俺がボールを触れなかったら、ボランチのせいだって。俺が名波さんからプレッシャーをかけられているように、宮くん(宮崎智彦)とハヤオ(川辺駿)には、俺がプレッシャーをかけた。俺に(ボールを)つけろと。俺でもいいし、俺を飛ばして前につけろと。3人目で俺が受けるからと。だから今日は、結構前向きでボールを蹴れた」
ひと通り話し終えた小林は、移籍の話題が出る気配を感じ取ったのだろう。素早く身体の向きを変えて出口へと歩き出し、記者陣の機制を制すようにひと言だけ残した。それも意味深なひと言を。
「どうなるにしても、ジュビロを愛していることに変わりはないです」
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
「だからペナルティエリアに入りやすかった。落ちてボールを受けるのは疲れるから、サボるというか、戻らなくていいやと」
さらに、ここから「あのね、なんていうのか割り切った」と“小林節”が続く。
「これで俺がボールを触れなかったら、ボランチのせいだって。俺が名波さんからプレッシャーをかけられているように、宮くん(宮崎智彦)とハヤオ(川辺駿)には、俺がプレッシャーをかけた。俺に(ボールを)つけろと。俺でもいいし、俺を飛ばして前につけろと。3人目で俺が受けるからと。だから今日は、結構前向きでボールを蹴れた」
ひと通り話し終えた小林は、移籍の話題が出る気配を感じ取ったのだろう。素早く身体の向きを変えて出口へと歩き出し、記者陣の機制を制すようにひと言だけ残した。それも意味深なひと言を。
「どうなるにしても、ジュビロを愛していることに変わりはないです」
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)

7月14日発売号のサッカーダイジェストは、内田選手の巻頭インタビューを掲載。それに続く特集は、今夏の注目銘柄と題して話題の選手30人の去就動向をチェック。乾選手、酒井宏選手、植田選手のインタビューに加え、クラブダイジェストでは松本山雅、好評連載中のプロフットボーラ―の肖像では「2008年」の大谷選手を取り上げています