そして、一気に話題となったのが、延長後半2分の決勝弾だった。右からのクロスをDFがクリアしたこぼれに反応すると、左足トラップからそのまま左足を一閃。アウトカーブのかかったボールはゴール左上隅に突き刺さり、ジャイアントキリングに導いたのだ。チームはその後に追加点を挙げ、2-0で勝利した。
内定先への『挨拶代わり』の強烈な一撃で大きな反響を呼んだが、それ以上に120分間を通しての頭脳戦の質が凄まじかった。その一方で、練習参加、トレーニングマッチではなく、公式戦を敵として戦ったことで、改めて自分がこれから進むクラブのレベルの高さをまざまざと感じた。
「正直、なかなかボールが奪えず、一人ひとりの技術の高さを感じました。だからこそ、勝ったことに満足するどころか、課題やもっとやっていかなければいけないところも見えたので、これから活かしていきたいと思っています」
天皇杯3回戦の相手はJ1の新潟
天皇杯3回戦の相手はJ1のアルビレックス新潟。東洋大の1学年上の先輩であるCB稲村隼翔がいる。
「改めて大学サッカーとJ1の両方で活躍をしていた稲村さんは凄いと感じていますし、僕も違いを見せられる絶対的な存在になりたいと思っています。稲村さんからはそれだけではなく、細かいポジショニングの部分や、意識の持ち方を学ばせてもらったからこそ、稲村さんからのフィードを防ぎたいし、リスペクトを持って全力で勝ちに行きたいです」
2連続ジャイアントキリングに向けて闘志を燃やしながらも、まずは目の前の一戦に対し、思考を重ねながら挑んでいく。それこそ山之内が貫くスタイルだ。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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