父親とは英語メインで会話
総理大臣杯の関東代表校を決めるアミノバイタルカップ。惜しくも出場は逃したが、ラウンド32で関東大学リーグ1部で首位の国士舘大を撃破するなど、インパクトを与えた2部の立教大。相手の立ち位置を見ながら、攻撃を組み立てていくサッカーの中心に君臨したのが、来季から水戸ホーリーホック加入が内定しているMF嵯峨康太だ。
イギリス人の父と日本人の母を持つ嵯峨は、屈強なフィジカルと精度抜群の左足のキックが持ち味。インテリジェンスにあふれ、戦況を見ながら自分の立ち位置を細かく修正し、シンプルにプレーするところと時間を作るところなど、的確な状況判断を駆使して攻撃のリズムを作っていくプレーメーカーであることも特長だ。
「相手があってのサッカーなので、チームのバランス、相手とのバランスを考えながらプレーしています。相手のプレスのかけ方と、僕たちの前進の仕方を考えた際に、落ち着かせたほうがいいのか、どんどん前に仕掛けた方がいいのかを判断して、それを味方に発信してゲームを作っていくことを心がけています」
会話をしていても頭脳明晰なことが分かる。横浜F・マリノスプライマリーから三菱養和SC巣鴨ジュニアユース、ユースでキャリアを歩んでいくなか、父親とは英語メインで会話しており、その英語力を活かして高校は自宅から近い川崎市立橘高校の国際科に進学。語学力と国際感覚も磨いていった。
大学は文武両道を継続しながら、大卒プロになるために「環境が良かったし、スタッフや先輩をはじめ、この人たちの中で過ごしたら人としても成長できると思いました」と立教大に進学する。
イギリス人の父と日本人の母を持つ嵯峨は、屈強なフィジカルと精度抜群の左足のキックが持ち味。インテリジェンスにあふれ、戦況を見ながら自分の立ち位置を細かく修正し、シンプルにプレーするところと時間を作るところなど、的確な状況判断を駆使して攻撃のリズムを作っていくプレーメーカーであることも特長だ。
「相手があってのサッカーなので、チームのバランス、相手とのバランスを考えながらプレーしています。相手のプレスのかけ方と、僕たちの前進の仕方を考えた際に、落ち着かせたほうがいいのか、どんどん前に仕掛けた方がいいのかを判断して、それを味方に発信してゲームを作っていくことを心がけています」
会話をしていても頭脳明晰なことが分かる。横浜F・マリノスプライマリーから三菱養和SC巣鴨ジュニアユース、ユースでキャリアを歩んでいくなか、父親とは英語メインで会話しており、その英語力を活かして高校は自宅から近い川崎市立橘高校の国際科に進学。語学力と国際感覚も磨いていった。
大学は文武両道を継続しながら、大卒プロになるために「環境が良かったし、スタッフや先輩をはじめ、この人たちの中で過ごしたら人としても成長できると思いました」と立教大に進学する。
1年生からメキメキと頭角を現すと、ちょうど1年前のアミノバイタルカップで嵯峨は大きく躍動した。中盤の底でスペースを埋める動きと攻撃の中継となるプレーで、エースストライカーの庄司朗(栃木)をはじめとしたアタッカー陣を活性化させると、ラウンド32で1部の桐蔭横浜大を撃破。続くラウンド16で1部の東京国際大に惜敗したが、この時のパフォーマンスが水戸のスカウトの目に留まり、大会後に練習参加。そこでもハイパフォーマンスを見せたことで、獲得オファーが届いた。
「まだ3年生だったので(正式オファーは)驚きましたし、本当にありがたいお話だなと思いました。じっくりと考える選択肢もありましたが、水戸の西村(卓朗)GMから直々に選手としての評価や育成プラン、クラブのビジョンなどを熱く語っていただいて心に響きました。それに僕は自分の進路のためにサッカーをすることを求めていなかったので、進路を早く決めたうえで、1人の人間として自分が成長するための時間をより多く取りたいと思ったので決めました」
「人生を変えた大会」(嵯峨)となったアミノバイタルカップから1年。結果は昨年を超えることはできなかったが、1年前と比べて着実に成長を遂げていることは間違いない。
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