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「本当ここすげえな」「まさにトップガンの世界」水沼宏太が誇る最高の新天地。日本愛に驚き&感銘「オーストラリア人ってそんなに好きなんだ」

カテゴリ:海外日本人

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年06月19日

ピッチ内外でのワクワクこそ、刺激に飢えた男が求めていたもの

何と言ってもビーチの身近さが魅力。強いて言えば…日本の?(C)Getty Images

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 大都市からのアクセスは比較的良好で「メルボルンから飛行機で2時間半ぐらい、シドニーから車で2時間ぐらい」の場所に位置するニューカッスルは、炭鉱の街としても知られる。さらに、近隣には世界的に有名なワインの生産地がある。

「ニューカッスルから車で1時間ぐらい行くと、ハンターバレーというワインがめちゃくちゃ有名な場所があります。ワイナリーがいっぱいあって、ワインがめちゃくちゃ置いてあるので、社会見学的な感じで行ってみました。

 ニューカッスルは炭鉱もめちゃくちゃ有名で、輸出量が世界最大規模の街なんですよ。ハンターバレーの近くにも、すり鉢状になった石炭を掘っている場所があって、掘ったものを列車に乗っけて、ニューカッスル港に持って行き、そこからどんどん船が出ていきます。1時間に1隻、すごく大きな船が出入りしているので、そういうのも見に行きました」
 
 とても楽しそうに、詳細に街の様子を話す水沼だが、事前に全く情報を入れずに渡豪。日々の暮らしのなかで、自分の目で見て肌で感じていくことで、知識を深めていったようだ。

「もう本当に、自分の目の前で行なわれていることがたくさんありました。日本では見たことない量の石炭を積んだ船があったりして、『これ何だろう』ってなるじゃないですか。そしたら物凄い量の石炭が掘られている場所もあって、興味が湧いて色々見ました。

 それにうちのチームの名前はジェッツで、エンブレムに3つジェット機が描かれているんですけど、オーストラリア空軍のジェット機がすぐそこに置いてあるんですよ。結構な頻度で空を飛んでいて、あの光景も初めて見ました。音と速さが『これは初めてだな』ってくらいすごくて、子ども心をくすぐるんですね。『うわ、すげえ!』みたいな。ニューカッスルの空を見て『本当ここすげえな』『興味ある人たくさんいるんじゃないかな』と思いました。

 まさに『トップガン』の世界です。めちゃくちゃ速いんですけど、ビーチの辺りが旋回するポイントで、スピードを落とすんですよ。だから、ちょうどそのタイミングでビーチにいると、飛行機がしっかり全部見えるんですよ。『かっけえ!』と思って。そういう場所です。ジェット機が好きな人はめちゃくちゃ興奮すると思います」

 このピッチ内外でのワクワクこそ、刺激に飢えた男が求めていたものだった。

「僕が海外でプレーしたい理由として、自分がワクワクする道に向かっていきたいし、自分が知らなかった自分に出会えるとか、そういうところを狙って行きました。1番前提として自分が成長したいので。4か月だけでも間違いなくその経験は得られたと思います。情報はあるけど、サッカーも国もニューカッスルの街もやっぱり行ってみないと分かりません。何においても、ほぼ全てと言っていいぐらい『行って良かったな』と思います。

 サッカー自体もちょっと違った部分はあるから、『あっ!まだまだ俺って成長できるんだ』と思いました。日本じゃ得られない経験をすることで、『こういう成長の仕方もあるな』と。周りの人たちにも本当に恵まれているので、すごく有意義な経験をさせてもらっています」
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