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「ただいるだけじゃ喋れるようにはならない」目から鱗!34歳で海を渡った水沼宏太のアタッキング精神。前後で明確な変化「かぶれてんじゃん俺!(笑)」

カテゴリ:海外日本人

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年06月17日

「分からなくても、とにかくジェスチャーとちょっとした単語やフレーズで伝えようと」

ピッチ内外でアタッカーである水沼。攻めの姿勢はどこにいても変わらない。写真:滝川敏之

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 水沼宏太は2025年1月、横浜F・マリノスからオーストラリアのニューカッスル・ジェッツに移籍した。35歳になる直前、プロ18年目にして初の海外挑戦だった。

 元日本代表MF水沼貴史氏の長男である水沼は、父が偉大な足跡を残したマリノスでプロキャリアをスタート。それ以来、栃木SC、サガン鳥栖、FC東京、セレッソ大阪と渡り歩き、2020年から再びトリコロールを着て戦っていた。

 母国を離れ、異国で何を感じたのか。海外での1シーズン目を終えた今、さすらいの元気印にじっくり話を訊いた(第4回/全7回)。

【#1】急にではない。ずっとあった。水沼宏太が詳細に明かした豪州移籍の背景「やっと来たな」「ルーマニアでの経験を基にとにかく――」

【#2】「今までここまで苦しんだ経験はない」信じ難いマリノスの大苦戦。水沼宏太はどう見ているのか。豪州から加勢「ガーガー言うよりも…」

【#3】「やっぱり行ってみないと分からない」「あっ、俺って…」35歳のルーキー水沼宏太のとにかく刺激的な海外初挑戦。リーグに満ちる「これから」

――◆――◆――
 
 水沼は当時21歳の2012年に、1か月間に渡ってルーマニア1部ウニベルシタテア・クルージュのトライアウトを受けた過去もあり、プロ入り当初から海外志向が強かった。

 それだけに「オーストラリアに行く前から少し勉強していて、全く分からない状態ではなかったので、(コミュニケーションの面で)『困るな』ってことはあまりなかった」という。

「もちろん、分からない部分や聞き取れない部分、自分の思いを全部伝えきれない部分もあるんですけど、だからといって『まずい。これどうしよう』って状況にはならなかったので、『ちょっとは知ってて良かったな』と思います。最後の方は聞き取りもできるようになったし、少しは思いを伝えられるようになってきました。

 昔、ルーマニア行った時はもう全くダメでした。もちろんね、当時は今ほどスマートフォンが普及していなかった時代で、すぐ翻訳とかができなかったので。でもその経験も活きてるなと思います。分からなくても、とにかくジェスチャーとちょっとした単語やフレーズで伝えようと。コミュニケーションの部分はそんなに気にならなかったですね。できましたね」
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