チームの心臓になるためには――。湘南の神谷は悔しそうに反省点を挙げる。
後半、一時湘南に主導権が移ったが、53分に速攻から鎌田が再びフリーでボールを受けて決定的なシュートを放つ。このショットは、身体を投げ出した神谷に間一髪、ブロックされてしまう。
58分、まず神谷が交代を告げられる。その3分後、左サイドバックの吉田豊のシュート性のクロスからゴール前の混戦となり、豊田の左足ボレーによる2点目が決まる。
そして試合の趨勢が決まったところで、67分、鎌田も岡田翔平への交代を告げられた。
中3日で続く連戦中とあって、鎌田はこの交代を受け止めていた。
「ただ、後半の2本目(の決定機)は心の中に残ってしまい、そのあと、ミスが出てしまった。フル出場したい気持ちはあるけれど、2-0で勝てていたこともあるので、より走れる選手を入れたのだと思う。僕はシュートを2本外していたので、なんとも言えないです」
試合内容としては、鳥栖の快勝と言えた。しかし鎌田は、「湘南は調子が良くないのかなと感じた。湘南がミスをして、僕らが楽になったところもあったと思う」と、相手チームが崩れていったことを勝因のひとつに挙げていた。
ただ、自信になる勝点3となったことは間違いない。敗れれば再び降格圏が近づいていたが、第2ステージ5位、年間12位まで一気にジャンプアップに成功した。
「この3連戦の中でも、湘南戦はしんどい試合になると思っていた。ここで勝って、ホームに戻れるのは大きい」
今月に入り、2勝1分。無敗のまま、次節はベアスタで名古屋戦を迎える。
一方、ボランチで2試合連続先発した湘南の神谷は、悔しそうに振り返った。
「いい試合への入りができず、守備でも圧され、(先制点は)自分の隙を突かれて中に折り返されてしまった」
鳥栖とは逆に、立ち上がりに完全に受け身になってしまい、リズムを狂わされた。ただ「そういう時こそ、ボランチとして踏ん張らなければいけなかった」と痛感した。
神谷は唇を噛み締めた。
「悪い流れの時に、流れを変えられるように、自分のところでボールを落ち着けるようにしなければならなかった。豊田選手にボールが入ったあとのセカンドボールに対し、もっと強くいかなければらなかった。そこは課題」
58分、まず神谷が交代を告げられる。その3分後、左サイドバックの吉田豊のシュート性のクロスからゴール前の混戦となり、豊田の左足ボレーによる2点目が決まる。
そして試合の趨勢が決まったところで、67分、鎌田も岡田翔平への交代を告げられた。
中3日で続く連戦中とあって、鎌田はこの交代を受け止めていた。
「ただ、後半の2本目(の決定機)は心の中に残ってしまい、そのあと、ミスが出てしまった。フル出場したい気持ちはあるけれど、2-0で勝てていたこともあるので、より走れる選手を入れたのだと思う。僕はシュートを2本外していたので、なんとも言えないです」
試合内容としては、鳥栖の快勝と言えた。しかし鎌田は、「湘南は調子が良くないのかなと感じた。湘南がミスをして、僕らが楽になったところもあったと思う」と、相手チームが崩れていったことを勝因のひとつに挙げていた。
ただ、自信になる勝点3となったことは間違いない。敗れれば再び降格圏が近づいていたが、第2ステージ5位、年間12位まで一気にジャンプアップに成功した。
「この3連戦の中でも、湘南戦はしんどい試合になると思っていた。ここで勝って、ホームに戻れるのは大きい」
今月に入り、2勝1分。無敗のまま、次節はベアスタで名古屋戦を迎える。
一方、ボランチで2試合連続先発した湘南の神谷は、悔しそうに振り返った。
「いい試合への入りができず、守備でも圧され、(先制点は)自分の隙を突かれて中に折り返されてしまった」
鳥栖とは逆に、立ち上がりに完全に受け身になってしまい、リズムを狂わされた。ただ「そういう時こそ、ボランチとして踏ん張らなければいけなかった」と痛感した。
神谷は唇を噛み締めた。
「悪い流れの時に、流れを変えられるように、自分のところでボールを落ち着けるようにしなければならなかった。豊田選手にボールが入ったあとのセカンドボールに対し、もっと強くいかなければらなかった。そこは課題」