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【三浦泰年の情熱地泰】33年が経過した「Jリーグ」は何が変わったのか? 変わっていないのか?

カテゴリ:連載・コラム

三浦泰年

2025年06月02日

33年で大きく変わったこともあれば、「変わらないもの」もあるはず

メンバーのほとんどが海外組となった現在の日本代表。Jリーグ開幕当時と大きく変わった点のひとつだ。(C) SOCCER DIGEST

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 先日イオンモールでトークショーに参加した。質問の中で、33年経ったJリーグを振り返り「何が一番変わりましたか?」という質問があった。

 僕は「同じ」何も変わっていない…とフリップに書いたが実際には違う。サッカーは何も変わらず本日も同じなんだと強がって言いたい所だが…。
 
 現実は違う。

 トークショーで僕の横に座った事業統括の越後和男(元ジェフユナイテッド)は四日市中央工で僕と同い年。彼は「海外選手の人数」と書き、逆の隣にはクラブのオーナーであり、僕と読売クラブ、清水エスパルスでともにプレーをし、ブラジルではサンパウロ州選手権でジャウーの選手として30試合以上に出場した元選手の斉藤浩史氏は「ワールドカップ7大会連続出場」と、この33年の変化をビシッとフリップに書いていた…。

 ワールドカップは93年Jリーグ開幕の年にドーハを経験し、出場することさえも大変な時代から、出場常連国として成長した。

 海外選手も当時Jリーグ開幕時は1人もいなかった。

 そんな時代から今では日本代表メンバーはほとんどが海外選手。これも当時と大きく変わった。

 しかし昔も今も変わらない部分もある。良い選手もいれば、良くない選手もいる。サッカーで当たり前にやらなければならないことも変わらない。強いメンタルも本気度や厳しさ、根性とか魂みたいな根本にある物もきっと変わっていない。

 Jリーグ32年を振り返り、Jリーグに感謝する。そしてJリーグがなかったら、僕はどうなっていただろうか? そして日本のサッカーの成長もなかったらゾッとする。が、僕はJリーグがなくても何処かでサッカーをやっていただろう…。

 ただ、今の僕ではない。

 人生、我がサッカーを貫く。良い6月にしたい…。

2025年6月1日
三浦泰年
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