――内田選手は北京五輪を戦いましたが、その経験を踏まえて五輪を戦うために必要なことは？
 
　一喜一憂せずに初戦にウエイトをかけて戦えばいいんじゃないですか。僕らはぼろぼろだったので頑張ってほしいです。
 
――現状の足の状態は？
 
　ある程度、走れるようになってきて、自分の身体のイメージ、動きのイメージに足がついていけばいいなという気がします。ここからは練習して、慣れなんで、時間をかけて戻っていくかなと。
 
――引退後のことも考えているという発言もありました。
 
　そうは言いましたけど、サッカーをやめた後のほうが長いので、しっかり治したいとは思います。気持ち的には全力で。
 
――長谷部選手が結婚しますね。
 
　いいんじゃないですか。相手のこともありますし、そっとしておいてあげてください。
 
――日本で長い時間リハビリしましたが、どれぐらいまで戻せましたか？
 
　この怪我は年単位でかかるので。もしかしたら、もう１年かかるかもしれないし、あと１、２か月で戻れるかもしれない。ちょっとずつ良くはなっているので、もう少しかなと思います。鹿島にリハビリでお世話になったので、しっかりと復帰したいですね。
 
――ゴールデンウィーク前と比べて対人練習もできるようになっています。
 
　まだもう少し自分のなかで、怪我する前、手術する前の動きとは違うと感じています。練習しながら頭と身体を慣らして、戻すようにしないといけないです。
 
――古巣の鹿島がJリーグで優勝を狙える位置につけていますね。
 
　鹿島は勝たなきゃいけないチームですからね。練習も参加させてもらいましたけど、若い選手も含めて、みんな勝てる集団だなと思いました。そこで一緒にやらせてもらいましたんで、頑張ります。
 
――ドイツに戻ってからのプランは？
 
　そこまで話はしていないですね。向こうに戻ってからです。

――他の選手と話して印象に残ったことは？

　なんですかねえ。みんな本当に復帰してほしいと言ってくれました。同じサッカー選手として嬉しい。皆さんの活躍に負けないようにしたいですね。