内田篤人が渡欧。9月の最終予選は「間に合えば行きます」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年07月09日

痛めている右膝の状態は「ちょっとずつ良くはなっている」。

空港で囲み取材に応じた内田は、今後の展望について語った。

画像を見る

 
 シャルケの日本代表DF・内田篤人が7月9日、新シーズンに向けて成田空港からドイツへ出発した。

 前日8日に古巣・鹿島でのリハビリを打ち上げた内田は、一部の対人練習ができるまで回復。「急にポンとはチームに入れない」と復帰時期は未定だが、痛めている右膝の状態は「ちょっとずつ良くはなっているので、もう少しかなと思います」と快方に向かっていると語った。
 
 15年4月に始まったリハビリ生活は、すでに1年3か月が経過。現在28歳の内田は「年齢的に大事な1年を逃した」と悔しさを滲ませたが、一方で「このまま終われないなという想いも強い」と闘志も燃やしている。日本が誇る右SBの完全復活に期待だ。空港での囲み取材のコメントは以下のとおり。
 
―――◆―――◆―――◆―――
 
――どのような思いでこの1年を過ごしましたか?
 
 難しい怪我なので、時間がかかるのは分かっていましたけど、少し光が見えてきたので。あと少しかなと。
 
――サッカーと向き合えましたか?
 
 歳も歳なんで。年齢的に大事な1年を逃したなという想いは強いですね。
 
――リハビリを耐えられた原動力は?
 
 こういう辛い時期に出会う仲間もいましたし、このまま終われないなという想いも強いです。取り戻すイメージはあります。
 
――結婚が影響している?
 
 あまり影響はないです。あまり一緒に暮らしていないですからね。しっかり働かないとなとは思いますけど。
 
――チームに戻ってからもリハビリですか?

 急にポンとはチームに入れないとは思うので、少しずつ作り上げるのかなと。タイミングを見て、チームに合流すると思っています。

――復帰の目処は?

 あと1、2か月と思ってから1年ぐらいかかっているので……。辛かったですね。
 
――来季はどのようなシーズンに?
 
 怪我なく、ちゃんと終えたいなと。しっかり戦える選手になりたいなと思います。
 
――来季は宇佐美選手や浅野選手も海外へ出ます。
 
 海外に行った選手全員が成功するわけじゃない。帰ってくる選手もいるし。やりたいところでサッカーができれば、それはその人のためなのかなと思います。簡単ではないですけどね。
【関連記事】
内田篤人が古巣・鹿島の第1ステージ制覇を祝福。「優勝って文字が出てくると『らしいな』って思う」
【EURO2016】スター選手たちの“綺麗すぎる”妻&恋人を一挙に紹介!
「世界で勝つために日本代表に必要なFWは?」中村俊輔に聞いてみた
【セルジオ越後】山口蛍の移籍は、ビジネス的に大失敗。「ドイツ短期留学」だったね
中村俊輔、遠藤保仁、小野伸二…を超える「最も衝撃を受けた」と鈴木啓太が引退記者会見で明かした“意外”な選手とは?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ