【J1展望】広島×磐田|広島が新システムで第1ステージ敗戦の雪辱を狙う

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年07月01日

磐田――新助っ人が広島の強力アタッカーをどう封じるか。

故障者/広島=水本、青山、佐々木、森﨑浩、ミキッチ、宮原、大谷、川﨑 磐田=小川大、清水、荒木 岩元 カミンスキー 
出場停止/広島=なし 磐田=なし

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ジュビロ磐田
1stステージ成績:8位 勝点23 6勝5分6敗 21得点・23失点
 
【最新チーム事情】
●小川航と大南がU-19代表のアメリカ遠征に参加。前者はリオ五輪のトレーニングパートナーにも選出。
●第1ステージ最終節翌日の6月26日、浜松でファン感謝デーイベントが開催され選手、スタッフは約2000人のサポーターと触れ合った。
●太田が体調不良で週明けの練習を休んだが、順調に回復。
●6月29日、名波監督やスタッフが浜松などの街頭に立ちうちわを配り、第2ステージの応援を呼びかけた。
 
【担当記者の視点】
  第1ステージは勝点23で8位。勝点40に早く到達し、残留を決めるという目標に照らせば、中位以上で貯金が3ある状況は悪くない。だが名波監督は、修正力が身に付き連敗しなかったことや、3バックと4バックの併用、戦術変更にも順応でき始めている点を手応えに挙げながら、一方で「まだ8位に見合ったクラブではない。やれていないこと、課題のほうが多い」と気を引き締める。
 
 折り返し地点で見据えるのは、自分たちのサッカーを体現する時間の増加はもちろん、対戦チームや一人ひとりが対峙する選手に「嫌な相手だな」と思わせること。「強いから嫌だ、ではなく、なんかやり辛い、やりたくない相手だなと思われるチームになれれば」と指揮官は話す。
 
  第1ステージで相手に「嫌だな」と思わせる戦いで強豪を下した試合のひとつが、広島戦だった。3バックを敷き、先手を取ったポジショニングやチェックで相手の攻め手を消して1-0で勝利した。今節も、ある程度相手にボールを持たれることを想定した戦い方がベースとなるだろう。加えて、広島が前回よりもプレスを高めてくることを予想し、それをどうかわすかも意識しているところ。同時に、ボールを持ったら「相手を休ませない」(名波監督)攻めを展開することもポイントになる。
 
  5試合勝利がなかったが、第1ステージ最終節の仙台戦は3-0の快勝。その力となった新戦力のDFパパドプーロスのハイレベルなパフォーマンスは 後半戦に向けての好材料だ。3バックの一角に入る助っ人が、広島の強力アタッカーをどう封じるかも注目だ。
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