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【総体出場校】東京・関東一|前回4強の財産とラストピースの存在で今年も旋風の予感漂う

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2016年06月29日

ラストピースのボランチは間に合うのか、それとも新たな戦力が出てくるのか。

準決勝の関東一対駒大高戦は、1点を争う白熱した展開に。駒大高も選手権8強入りの実力校だけに易々とは引き下がらなかった。写真:安藤隆人

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「壁を一度越せば、もう一度行けると思っていた。選手たちは精神的に逞しくなって、自滅しなくなった」と、小野監督が目を細めたように、軸となる3人だけでなく、周りの選手も大きく成長をした。
 
 FW篠原友哉、左のアタッカー・林健太、アンカーの菅谷拓未、守護神・内野将大、そして流れを変えられるドリブラーFW新藤貴輝など、個性で勝負できる選手が成長し、連係面も良化。チーム力は今上昇の一途をたどっている。
 
 だが、全国に向けて、より強固な布陣を築くために。関東一にはチームに必要不可欠な『ラストピース』が存在する。それはボランチの立石爽馬だ。1年時からレギュラーを張り、高い展開力と戦術眼で屋台骨を担って来た彼は、昨年大怪我のアクシデントに見舞われると、負傷が長引き、1年間を棒に振った。
 
 今年春に復帰を果たしたが、膝の状態が芳しくなく、ベンチ入りはしているが万全のコンディションに達していない。一番苦しんでいるのは立石本人だが、その不在の間に周りの選手は一気に伸びた。だからこそ、不可欠な『ラストピース』の完全復帰を全員が望んでいる。
 
 果たしてラストピースが広島の地で埋まるのか。たとえ埋まらなくても、他の選手がさらなる成長を見せ、新たなピースとしてチームをワンランク押し上げていくのか。いずれにせよ、昨年以上の成績を残すためには、どちらかを成し得て、広島の地に乗り込まなければいけない。それは他ならぬ小野監督をはじめ、スタッフ、選手たちが十分に理解をしているはずだ。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
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