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サウジ戦で遠藤航とコンビを組むのは? 田中碧がボランチのレギュラーを射止めるためにすべきこと【日本代表】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2025年03月25日

今、見据えるのは世界のトップ基準

攻守のつなぐ役割はもちろん、ゴールやアシストなど決定的な仕事も果たしたい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 この最終予選では、守田が鎌田らとポジションを変えながら積極的に前線に上がってシュートを決めているが、もともとそういうプレーは田中の方が得意。今回はシャドーに誰が入るかまだ分からないが、おそらく鎌田と旗手が有力。となれば、2人ともボランチに落ちてプレーできるため、田中がシャドーの位置に上がって、機を見て点を取ることは十分可能なはずだ。

 今後、日本代表のボランチで序列を上げていこうと思うなら、決定力という長所でアピールしていくのが早道。思い起こしてみると、前回の最終予選でもレギュラーを手にした2021年10月のオーストラリア戦で先制点を挙げているし、カタールW杯のスペイン戦でも値千金の一撃を浴びせている。その武器がこの最終予選であまり出ていないのは物足りない。サウジ戦では貪欲に目に見える結果を取りに行ってほしいものである。

「僕らがワールドカップが決まったから、妥協していい部分ではないですし、よりヨーロッパのチームだったり、南米のチームが激しい戦いをしているなかで、そこのチームと対等に戦うためにも、自分たちはより高い目標、高い基準を持ってやらないといけないと思います」と強調する田中。今の彼が見据えるのは、世界トップ基準しかない。

「今、イングランドでは、個人的に『プレミアリーグに上がって何ができるのか』を意識しています。世界最高峰リーグで自分に何ができるのかが本当にすごく大事な部分ですね」とも語っていたが、サウジ戦で弾みをつけ、イングランド・チャンピオンシップの今季終盤戦に良い形でつなげ、プレミア昇格を現実できれば一番良いシナリオだ。
 
 森保一監督がこの最終予選で遠藤・守田コンビにこだわったのも、彼らがチャンピオンズリーグに参戦していることが大きかったはず。田中はドイツ・イングランドを通してUEFAの大会に出ていないし、欧州5大リーグ参戦経験が今のところないのは事実だ。

 けれども、来季プレミアに辿り着ければ、彼らと同じ土俵に上がることができる。それが北中米W杯でボランチの主軸を担うための絶対条件と言っても過言ではない。

 そんな明るい未来を描きつつ、まずはサウジ戦で中盤の司令塔として異彩を放つことが重要だ。二度目のW杯への挑戦はここからが本番である。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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