「父とか関係なく、指導者としても尊敬しています」
前向きで向上心に満ちた言葉を発する松下に、JFAアカデミー福島から前橋育英の門を叩いた理由と、OBであり、指導者であり、父であり、かつ同じポジションの見本でもある松下コーチはどういう存在なのかを問うと、変わらぬ熱量でこう返ってきた。
「育英に来たのは、兄(拓夢、明治学院大の新2年生)がいたから、父がいるからは関係なく、シンプルに地元で小さい頃から見てきた育英のサッカーが好きだし、プレミアリーグで戦っているレベルの高い環境でやりたかったからです。僕は父がコーチでも全然気にならないし、純粋に父の指導を受けてうまくなれるとも感じているんです。プロサッカー選手として尊敬する部分も大きくあるし、指導も自分のためになることばかりなので、父とか関係なく、指導者としても尊敬しています」
「育英に来たのは、兄(拓夢、明治学院大の新2年生)がいたから、父がいるからは関係なく、シンプルに地元で小さい頃から見てきた育英のサッカーが好きだし、プレミアリーグで戦っているレベルの高い環境でやりたかったからです。僕は父がコーチでも全然気にならないし、純粋に父の指導を受けてうまくなれるとも感じているんです。プロサッカー選手として尊敬する部分も大きくあるし、指導も自分のためになることばかりなので、父とか関係なく、指導者としても尊敬しています」
改めて、どこまでも真っ直ぐな向上心と、自己実現を願う心が彼を突き動かしていることが伝わった。
目の前にそびえ立つ高い壁に心を躍らせながら、純粋に成長を信じ、かつ虎視淡々とレギュラーの座を狙う眼差しの先には、ルーキーリーグで背負った『14番』に対する熱い思いもあった――。
「育英の14番は伝統ある番号なので意識する部分もあるのですが、背負いたいと思って背負える番号ではないと思います。14番を付けるためにはいろんな人に信頼されて、サッカーの部分でもチームの中心にならないといけないので、僕はそこを目ざしてやっていきたいです。14番を背負いたいというより、14番にふさわしい選手になるために努力したいという1つの目標です」
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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目の前にそびえ立つ高い壁に心を躍らせながら、純粋に成長を信じ、かつ虎視淡々とレギュラーの座を狙う眼差しの先には、ルーキーリーグで背負った『14番』に対する熱い思いもあった――。
「育英の14番は伝統ある番号なので意識する部分もあるのですが、背負いたいと思って背負える番号ではないと思います。14番を付けるためにはいろんな人に信頼されて、サッカーの部分でもチームの中心にならないといけないので、僕はそこを目ざしてやっていきたいです。14番を背負いたいというより、14番にふさわしい選手になるために努力したいという1つの目標です」
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