「“JFL上がり”と言われるのは、嬉しい」
――高校からプロまで、苦しい状況がいくつもあったように思います。そこで挫けなかったのはなぜでしょうか。
うーん。言語化が難しいのですけど、一番はダサいからじゃないですか。何かを途中で諦めるのはダサいと思っています。一つの事柄に成功と失敗があるとしても、それは2つの道に分かれているわけではありません。一本道で、失敗という壁がたくさんあって、失敗のところで辞めるから失敗になるのですけど、失敗の先に絶対、成功がある。だから、成功するまで失敗し続けるのは大事なことです。
――頭では分かっていても、実践するのは難しいのではないでしょうか。
親に合わせる顔がなかったから、というのもありますね。高校最後の試合後に親にお礼を言われました。(ベンチ入りで)「電光掲示板に大八の名前が載るだけでも嬉しかった」と。でも自分は、それが恥ずかしくて。高校では寮生活をさせてくれて。学費なども出してもらっていたのに、親が望んでいた試合で自分がプレーする姿を見せられなかったので。納得していなくて、何でありがとうと言われるのかと、最初は本当に分からなくて。
そこから、応援してくれる人たちを絶対にもっと良いところに連れていきたい、喜んでもらいたいと思うようになりました。サッカーをやるきっかけになった兄や、応援してくれる親を喜ばせたい気持ちは今もあります。自分のためにやろうとすると途中で投げ出すこともありますけど、誰かのためなど、他人のために頑張れる力はより強いと思っています。
――様々な経験を経て成長した岡村選手が、ファン・サポーターに見てもらいたいのはどういったプレーでしょうか。
対人の守備です。タックル総数で昨季はリーグで2位になれましたし、ボールを刈り取れるのは武器です。ヘディングでは、自分は(183センチで)身長がほかのセンターバックに比べて高くない分、駆け引きや、相手にわざと(ボールに)触らせて、その後に取りに行くといったプレー。競るだけではなくて、空中戦を地上戦に持っていく技術も含めて見ていただきたいです。
――さて、2月16日の開幕戦では、昨シーズンのJ1で2位だったサンフレッチェ広島と対戦します。相手の印象はいかがでしょうか。
強いですね。隙がなくて、良いサッカーをするクラブです。僕が昨季に戦ったチームの中で一番強いと感じました。順位も去年の町田よりも上でした。そのチームに競り勝てれば優勝も狙えると思うので、結果にこだわります。試合までの期間、食べる物ひとつにもこだわって過ごしたいです。
うーん。言語化が難しいのですけど、一番はダサいからじゃないですか。何かを途中で諦めるのはダサいと思っています。一つの事柄に成功と失敗があるとしても、それは2つの道に分かれているわけではありません。一本道で、失敗という壁がたくさんあって、失敗のところで辞めるから失敗になるのですけど、失敗の先に絶対、成功がある。だから、成功するまで失敗し続けるのは大事なことです。
――頭では分かっていても、実践するのは難しいのではないでしょうか。
親に合わせる顔がなかったから、というのもありますね。高校最後の試合後に親にお礼を言われました。(ベンチ入りで)「電光掲示板に大八の名前が載るだけでも嬉しかった」と。でも自分は、それが恥ずかしくて。高校では寮生活をさせてくれて。学費なども出してもらっていたのに、親が望んでいた試合で自分がプレーする姿を見せられなかったので。納得していなくて、何でありがとうと言われるのかと、最初は本当に分からなくて。
そこから、応援してくれる人たちを絶対にもっと良いところに連れていきたい、喜んでもらいたいと思うようになりました。サッカーをやるきっかけになった兄や、応援してくれる親を喜ばせたい気持ちは今もあります。自分のためにやろうとすると途中で投げ出すこともありますけど、誰かのためなど、他人のために頑張れる力はより強いと思っています。
――様々な経験を経て成長した岡村選手が、ファン・サポーターに見てもらいたいのはどういったプレーでしょうか。
対人の守備です。タックル総数で昨季はリーグで2位になれましたし、ボールを刈り取れるのは武器です。ヘディングでは、自分は(183センチで)身長がほかのセンターバックに比べて高くない分、駆け引きや、相手にわざと(ボールに)触らせて、その後に取りに行くといったプレー。競るだけではなくて、空中戦を地上戦に持っていく技術も含めて見ていただきたいです。
――さて、2月16日の開幕戦では、昨シーズンのJ1で2位だったサンフレッチェ広島と対戦します。相手の印象はいかがでしょうか。
強いですね。隙がなくて、良いサッカーをするクラブです。僕が昨季に戦ったチームの中で一番強いと感じました。順位も去年の町田よりも上でした。そのチームに競り勝てれば優勝も狙えると思うので、結果にこだわります。試合までの期間、食べる物ひとつにもこだわって過ごしたいです。
――いよいよ開幕が近づいてきました。今季の目標を教えてください。
チームとしてはリーグ戦5位以上、そしてカップ戦やACLなどを含めて何かしらの大会でタイトルを獲るというのが今年の目標です。そこにこだわって自分の力を100パーセント出し、目標達成に貢献したいです。
個人では、日本代表入りです。そのために町田に来ていますし、代表選手が複数いるから日本代表のスタッフの方々から見られる回数も多くなる。そこで安定したパフォーマンスを出す。今年の7月には(開催が国際Aマッチデーでないため、海外クラブに所属する選手の参加が難しい)E-1選手権もありますから、狙っていきたいです。
――代表入りが実現すれば、私たちメディアは「JFL経験者の岡村が代表入り」と報じるはずです。
“JFL上がり”と言われるのは、嬉しいですよ。今、JFLでプレーしている選手や、高校で試合に出られていない選手に、夢を与えられるような選手になりたい。そのために、自分のパフォーマンスでアピールします。
――ホームで迎える開幕戦のチケットがかなり売れているようです。最後に、ファン・サポーターに向けた言葉をお願いします。
期待してくれているからこそ、チケットが売れていると思うので、結果で応えられるように、勝利で皆さんとともにスタートダッシュを切りたいです。あと、自分のことも応援していただければ。これからプレーで、結果で、チームを引っ張っていくのでよろしくお願いします。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】「相手からしたら普通に嫌でしょ」高い!強い!多い!町田の破壊力は確実にアップ。1番おいしいのは昌子源?
チームとしてはリーグ戦5位以上、そしてカップ戦やACLなどを含めて何かしらの大会でタイトルを獲るというのが今年の目標です。そこにこだわって自分の力を100パーセント出し、目標達成に貢献したいです。
個人では、日本代表入りです。そのために町田に来ていますし、代表選手が複数いるから日本代表のスタッフの方々から見られる回数も多くなる。そこで安定したパフォーマンスを出す。今年の7月には(開催が国際Aマッチデーでないため、海外クラブに所属する選手の参加が難しい)E-1選手権もありますから、狙っていきたいです。
――代表入りが実現すれば、私たちメディアは「JFL経験者の岡村が代表入り」と報じるはずです。
“JFL上がり”と言われるのは、嬉しいですよ。今、JFLでプレーしている選手や、高校で試合に出られていない選手に、夢を与えられるような選手になりたい。そのために、自分のパフォーマンスでアピールします。
――ホームで迎える開幕戦のチケットがかなり売れているようです。最後に、ファン・サポーターに向けた言葉をお願いします。
期待してくれているからこそ、チケットが売れていると思うので、結果で応えられるように、勝利で皆さんとともにスタートダッシュを切りたいです。あと、自分のことも応援していただければ。これからプレーで、結果で、チームを引っ張っていくのでよろしくお願いします。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】「相手からしたら普通に嫌でしょ」高い!強い!多い!町田の破壊力は確実にアップ。1番おいしいのは昌子源?