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昨季3位の町田。上を行った神戸、広島との差は何か。大黒柱と指揮官が同様の主張を展開「源みたいな選手が何人もいないと」

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年01月22日

「『行け!』なんて誰でも言える」

32歳の昌子源(49番)。町田の精神的支柱だ。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 黒田剛が率いるFC町田ゼルビアは昨季、J1初参戦で長らく首位をキープしていたが、最終的に連覇を達成したヴィッセル神戸と、サンフレッチェ広島の後塵を拝し、3位で終わった。

 2クラブとの差はどこにあったのか。考えられる1つが、苦しい時にチームを助けられるリーダーの数だ。キャンプ地の沖縄で神戸、沖縄SVとのトレーニングマッチを行なった1月21日、大黒柱の昌子源が取材に応じ、それに関するところで次のように語った。

「監督が求めることの1つなので。試合前にも『去年は源がキャプテンとしてリーダーでやってたけど、源みたいな選手がピッチに何人もいないと。逆に言えば、神戸はそうだと聞く。各ポジション、各選手がキャプテンシーを張って、色んな角度から引っ張ってるから彼らは優勝したのかもしれない。僕らもそうなっていきたい』と言っていた。そういう選手が何人もいるのは良いこと」

 もっとも、一口にコーチングと言っても「『行け!』なんて誰でも言える」わけで、その場にあった適切な指示が求められる。

「もしかしたら皆さんが聞こえてないなかで、『もうちょい左、右』『もうちょい後ろ来てくれ』とかもコーチングやし、もちろんモチベーション的なのも入る。そういうのをみんなができれば穴が少なくなっていくだろうし。特に後ろ(のポジションの選手)は必須の能力やと思う」
【画像】沖縄キャンプ中の町田ゼルビアがトレーニングマッチで神戸、沖縄SVと対戦!
 また、黒田監督も同様の主張を展開。差を埋めるべく、沖縄キャンプ中に手を打っていると明かした。

「去年は広島や神戸とか、我々の上を行ったチームはピッチ内で多くのリーダーがいた。夏の苦しい時もリーダーシップを取ってやっていたベテランやレジェンドがいて、差を感じた部分もあった。去年も一昨年も夏場にちょっと足踏みをしてしまった反省を踏まえて、上手くいかない時に誰が何ができるか。だから上手くいかないシチュエーションを多く作りながら、誰がリーダー性を持って、良い方向に持っていけるように頑張れるかの見極めも並行してやっている」

 昌子だけじゃない――。今年の町田は、ピッチ中から聞こえるであろう「声」にも注目だ。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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